猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

昨日(14日)は山口崇さんとお嬢さんの三味線の会(@深川江戸資料館の小劇場)に、崇仲間のりへさんと行って来ました。
山口さんはこの春、アキレス腱を切るけがをなさったのですが、脚もすっかり治って正座もできるようになり、鏡獅子を弾いてました(凄い回復力!)。

演奏が終わったあと、山口さんに新刊をお渡しして、りへさんと一緒に飲み食いしながらお喋りして、楽しい一日でした。



13日は、藤本由香里さんの明大中野での公開講座に行って来ました。
フランス人トニー・ヴァレントの『ラディアン』というマンガに関するお話で、作者を迎えての講義でした。
フランスのマンガは、「バンド・デシネ」と呼ばれるオールカラーのスタイルが普通らしいのですが、『ラディアン』は、日本のマンガそのものといってもいいような形式とレベルの高さということらしく、私も第一巻買いましたが、たしかに日本のメジャーマンガ雑誌で連載してテレビアニメになっても不思議ではないようなマンガだと思いました。
藤本さんによれば第二巻は一巻よりさらに面白いそうです。
トニーさんは幼少時より日本マンガを浴びるように読んでいて、早くに漫画家になることを決めていたとか。
ラディアンの中のネメシスという敵(のようなもの)は、天災を擬人化したというのも、聞かなければ気づかぬことで、面白かった。
藤本さんに新刊も渡せて、良かったです。

RADIANT2 ラディアン2 (EURO MANGA COLLECTION)

RADIANT2 ラディアン2 (EURO MANGA COLLECTION)