猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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仏の道もちんまん

いま売ってる「週刊朝日」2016.2/12号に、『本当はエロかった昔の日本』の書評載ってます。
江田晃一さん、ありがとうございます!


昨日・おとといと、それぞれ日帰りで平塚の先に行ってました。
その二往復で、花房観音さんの『好色入道』読みました。
エロい話なのですが、好色入道の秀建のキャラが良くて、シリーズ化してほしいと思ってしまいました(かなり違うとはいえ、ちょっと『源氏物語』の明石入道も思い出してしまった)。

花房観音さんの作品はいつも京都が舞台なのですが、今回とりわけ京都色が強く、京都論としても興味深かった。


それにしても、今「ゴラク」で連載していた原稿を単行本化するんで、書き下ろしも含め、いろいろ頑張ってるのですが、担当の女の人が、
「古典文学って、ほんとーにエロ坊主多いですね。これで一章いけますね」
と言ってて、一章どころか一冊いけそうなくらい、破戒坊主が多いんですよね。
宗教は、人の欲望が一つのテーマだったりするので、性を意識するあまり、よけいにエロくなってしまうんでしょうか。
仏教説話集でなくても、笑い話などにもエロがたくさん。
源氏物語』の明石入道も、娘を源氏に勧める際、娘の代わりに源氏への返歌を代筆したりして、文末に、
“いとすきずきしや”
なんて書いてます。