2016-02-19 うしろ向き古典倶楽部18 きょうの読売夕刊に「うしろ向き古典倶楽部」18回目掲載されてます。今回は『平家物語』“あはれ、弓矢とる身ほど口惜しかりけるものはなし。武芸の家に生れずは、何とてかかるうき目をばみるべき”です。『源氏物語』が“あはれ”の文学、『枕草子』が“をかし”の文学なら、『平家物語』って、“口惜し”の文学だと思うんですよ。 それでそんなこと、書きました。 この連載も残すところあと一回の予定です。