花房観音さんの小説は優れた京都論としても読めるんですが『愛欲と情念の京都案内』は は京都案内。
「醜い容姿の何が不幸かというと、自分を憎んで嫌ってしまうから」「美しくなりたいという女の願望は、ときには男の欲望を凌駕する」とか考えさせられる言葉が一杯。
小谷野 敦『文章読本X』 「はじめに」によると「名文よさらば」という気持ちで書かれた本だそうです。有吉佐和子の文章を添削したりとか、面白いです。
大野 粛英『歯』 (ものと人間の文化史)
これは書評のために読んでます。書評の仕事こなくてもたぶん自分で買ってた。よくぞ私を評者に選んでくださいました、という感じです。
東原伸明・ヨース・ジョエル『土左日記のコペルニクス的転回』
シンポジウムと論文から成ってます。なぜ『土佐日記』ではなく『土左日記』なのかは検索してみてください。
- 作者: 花房観音
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2016/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: 小谷野敦
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/11/16
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 作者: 大野粛英
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2016/11/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 東原伸明,ヨース・ジョエル
- 出版社/メーカー: 武蔵野書院
- 発売日: 2016/10/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る