猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

焼米<やんごめ>食い食い

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冷房してても暑いっす。


きのう、俗研の友達と会って面白いことを教えてもらった。

彼女の母方の本家のある房総地方では、お盆の時にこんな歌で先祖を迎えるというのだ。

「やんごめくいくい、きさっしぇ〜

水のみのみ、きさっしぇ〜」

そう歌い、「みそはぎ」に水をつけて、火にシャッシャッと撒くというのだ。

 

 

今は分からないが、五十年くらい前にはやっていたらしい。

うちは父がキリスト教で、歌といえば、クリスマスイブ、最寄りの教会から讃美歌隊がやって来て、皆で門先で歌ったものだが、主をお迎えするという意味で、これもまた盆迎えと似たようなものがあったかもしれない。

 

要人を歌や踊りで迎えるという儀式と同じで、

盆迎えにしても讃美歌隊にしても、大切な人(先祖)や神を歌で迎えることで、歓迎の意を表しているんだろうなぁ。

もちろん鎮魂という意味もあるだろうが、基本的には「歓迎するよ」という気持ちを表しているのかなと。

 

ほかにもお盆や年末年始で面白い歌があったら知りたいものです。