今まで私はほとんど食器にこだわりはなく、もらった引き出物の食器、何かの付録のマグ、時折ファンケルでやってるキャンペーンでもらえる皿、その他頂き物などでまかなってました。
買うとしても、千円以下のものばかりで、ご飯茶碗は百円ショップで買ったやつを使ってます。
本などには金はかけても、不注意ということもあって、よく割る食器に金をかける気にはなれなかったのです。
それが、ここ最近、ふだん使いのマグがあまりに幼稚で(可愛いことは可愛いのですが、幼児向けのキャラクターのを使ってた)、テンションが上がらないことに気づき、せめて毎日、仕事中に使ってるマグカップだけでも、ちょっといい、お気に入りのやつがほしいと思うようになりました(→今更ですよね)。
かといって、デパートに買いに行くのは面倒くさい。
それでネットを検索して、これだ! と思うのを注文しました。
税抜きでは七千円台でしたが、税がかかり、送料なんかもあわせると一万円近くという、わたし的には清水の舞台から飛び降りる気分というか、割れ物にこんな金を使うなんて……と、どきどきしながら、届くのを待ちました。
届いてみると、こんなものか……これが総計一万近くか……と、ちょっとがっかりもしたものの、使ってみると、これがいい!!
お茶をいれても、紅茶をいれても、コーヒーをいれても、映えるのです。
がぜん、やる気が湧きました。
毎日使うものだし、一万円以下でこれだけ良い気分になれるなら、安いものだな……と今では思ってます。器にはまる人が多いのも納得です。
濱田高滋って人のマグです。超気に入りました。
下に敷いてるのは死んだ祖母手製の鎌倉彫のコースター。
すごく合ってて、嬉しいです。