犬と猫を飼っているが、犬猫間には、自分たちは同等という意識があるのか。
犬におやつをやると、猫も「くれ」とにじり寄り、
猫におやつをやると、犬も勝手にお座りをして要求する。
これが人間だと、ちょっと違うと思うのか、犬はそこまで反応しない。ただ猫は「くれ」と接近してくるが。
狭い乏しい世界でも、自分だけ割をくうのはイヤなのだ。
人間も同じだろう。
よく遺産相続なんかでわずかな資産でもめるのは、なにかしら不平等感があるからに違いない。
犬と猫も与えるおやつやエサは違っている。違っているが、一緒にありつけるというのが大事なのである。
それぞれの分、貢献度に応じて、ほぼ正当に配分されたという感覚があれば、遺産相続も揉めないのかも。要は納得という陳腐な結論になるわけだが。
犬と猫、まったく違う性質のふたりが見せる妙な対等意識に触れるにつけ、そんなことをふと思った。って、この写真見ると、対等意識を抱いても不思議はないですよね。