猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

有名ブロガーへの違和感

最近、有名ブロガーの人のブログというのを見て、

年収1・5億です、とか、月百万円ブログのアドセンスで稼いでます、とか、

収入の自慢をしていることが多いのに驚いた。

「このブログや(ブロガーの)本、ネット記事を読み、サロンに入ったり講座を受けたりすれば、あなたも私並みの高収入も夢ではありませんよ」

「あなたも私についてれば、私のように金持ちでハッピーになれますよ〜〜」

と言いたいわけだから、自分の収入は高めに言うくらいになるのは当然なのだが……。

 

すごい違和感覚えます。

昔から、金持ちほど、「カネがない。カネがない」と言って、ケチなもので、びんぼう人ほど、カネがあるように見せて、人にも奢りたがる……という、そのびんぼう人とも違う世界がここにはある。

 

要は、自分に憧れさせて、ファンになった人たちからまたカネを得るというビジネス……。

まぁ、ビジネスの多くはそういうものだろうけれど、それがすごいダイレクトで、間違えればちょっとネズミ講的にも宗教的にも見えるシステムが、ショッキングというか……。

 

なかには、「昔、この手のサロンがあれば、大学なんて行かないで、サロン行ってた」などと言ってるブロガーもいて、それもサロンの参加者が言うならまだしも、主催者が言ってたりするのを見ると、う〜〜んとうなってしまう。

大学は、サークルの規模も凄いし、人も集まるし、勉強もしようと思えば、図書館の本だって凄いし、あのころ出会った人や先生にはもの凄く影響うけて、今もつきあいあるし(早稲田の場合)、行ける環境にあるにもかかわらず行かないとか私は考えられないけどなぁ。

 

ああいうの(ネット発サロン)って、十年後はどうなっているんだろう。

などと思うのである。

 

 

 

★ほかに違和感覚えることばとして、「オワコン」「中の人」ってのもある。この二つが出てくるだけでもう、その文章(や、それを書いた人)を信用できない……という気持ちになる。