猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

女殺油地獄

サークルの後輩(といっても私はサークル、一年半くらいでやめたんで、すれ違ってしまったが)が文楽で三味線弾いてるということで(竹澤團吾)、
Bくんが音頭を取って文楽に行ってきました。
楽屋の團吾さんをたずねました。一人一人、人形を持たせてもらって、説明受けて大感激。いろいろ説明受けてからみると、そうでないのとでは大違い。


実は文楽は、私は今一つ……人間がやったほうが早いのになんて思っていたのですが、
文楽ってこんなに楽しいものだったのかと感激しました。

また、私は近松はほとんど毒親モノと思っていて、女殺油地獄も、与兵衛の親は可哀想だけれど、金で解決しようとするあたり、毒親だなぁ、と再認識しました。
きっと与兵衛は、小さいころから金や物だけはふんだんに与えられていたけれど、さみしい思いをしていたのでしょう。

それにしても人形がエロかった。

團吾さんの隣の豊竹なんたらもイケメンで驚いた。
五月の公演もぜひ行きたいです。