日航機事故、私も記憶しています。
520人の死者を出し、生存者は4人。
当時から事故原因が謎に包まれていて、色々取り沙汰されてたこと思い出しました、この本読んで。↓
事故原因についてはこれらの本を読んでも、私はなんとも、うーん、と思いました。
けれども、救助活動が大幅に遅れたのは事実で、早くも二十分後に墜落現場上空に駆けつけた米軍の救助を日本側が断っていたのだけは事実なんですよね。当初はそのことを隠していたのが、十年後、アメリカの退役軍人が真実を語ったので、認めざるを得なくなったという……。
しかもアメリカの救助要請を断る一方で、自衛隊と警察が救助の主導権争いをしているうちに、作業の開始は事故から16時間も経ってのこととなってしまうという。
もし米軍の救助を受けていれば、もっとたくさんの命が助かったはず。
なぜって、生存者の証言として、最初のうちはあちこちから会話やうめき声が聞こえていたのが、やがて静かになった、とあるからです。
事故直後は四人以外にも生きている人たちが複数いたのです。
こんな意見も↓
たしかに、ふつうに考えると、事故機を買い続けるっておかしいよね。
でもそれは、あとの選択はフランスのエアバス買うしかないわけだから、仕方ないのかという気もします。
が、そもそも事故の原因がボーイングにあるなら、なんで日航が慰霊碑の費用から謝罪から何までやっているのか??
アメリカとの力関係など、色々考えさせられます。
真相はともかく、ことに米軍の救助を断ったことなど、
はじめから正直に話していればともかく、嘘をついていたから、もっと隠しているのだろうと思われるのでしょう。
21日発売の拙著もよろしくです!
(追記)
もう一つ思い出したのは、当時、記者の友達が、事故のあった尾根で、うめき声が聞こえるなどの怪奇現象があると、社の先輩が言ってたという話。
そんなことあるのかな、と思った記憶あるけれど、事故直後は数十人も生きて、その後、四人まで減ってしまったというなら……
いずれにしても、当時の日本なら……と思えることも、なくはないです。