きのうの瀬野先生のお話の続き。
夫の父親の指の先は少しなくて、それはシベリア抑留された時、凍傷になったからだと夫は思っていたのだが、実は自分で切ったものであったと、今年はじめて聞かされてショックを受けたという。義父は今年94歳。その年になってやっと当時のことを話す気になったらしい。
きのう、瀬野先生にそんなことを申し上げると、
「ああそういうことはよくあったんです」とのこと。
瀬野先生のお姉様の夫君は軍医で、そこには、戦地から逃れて故郷に帰りたい一心で、自らカラダを傷つけたり玉に当たりに行った人が運ばれていた。
中には、腕に当てるつもりが頭に命中し、命を落とした者もいたという。
戦争の悲惨さをまた一つ学んだ気がした。
暑い今日、いちだんと距離を縮める老犬(14歳8か月)老猫(18歳10か月)