猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

ミイラ展

ミイラ展行ってきました。

きょうは月曜開館の日だし、コロナあるし、空いてるかと思いきや、けっこう混んでた。

けど、待ち時間などはなく入れました。

私、なにげにミイラはけっこう見てて、羽黒山即身仏はじめ、大英博物館のエジプトのミイラたくさん、南米のミイラなども、展示があるたび足を運んで見てきたので、今回はそんなに珍しい感じはしなかった。

 

とはいえ、世界最古のミイラ(紀元前3200年頃のチンチョーロ文化)見れたのは良かったし、福島の上人の即身仏もはじめて見た。

あと、1832年ころの本草学者のミイラ、生前に柿のタネを大量摂取していて、タンニンが検出されたというけど、これ、柿のタンニンの防腐作用を期待してのことだろうけれど、生前、そのために大量に柿のタネを食べるって、生半可ではない覚悟ですよね。

江戸時代の兄弟ミイラもなんだか印象に残ったし、ヨーロッパの湿地のミイラ、どれも殴られたり虐待された痕跡がある、っていうのも怖かった。

南米の子どものミイラだって、生け贄にするため、強い酒飲ませて殺してミイラにしていたわけだから。けど、こっちのほうが痛みがなくてましというもの。

にしても、人間て、怖いこと考える生き物だよね。今も昔も。

 

24日まで↓

コロナ怖いから、空いてそうな今日行ったけど、そこそこ人はいた。

www.tbs.co.jp

 

 

本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人 (新潮文庫)

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帰り、原宿のラインフレンズ行って、買うてきた大好きなtata。

嬉しい。

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 リネンで作った男性生殖器なども、珍しいと言えば珍しく、妙に心に刻まれている。