猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

牛屎氏

いま読んでる本(森茂暁『皇子たちの南北朝』)に、牛屎氏という名が出てきて、凄い名前があったものだとちょっと驚く。

 

しかも読書ノートみたら(高校生のころからずっと付けている。もう42冊目で、これが仕事にもとても役立ってる)、この本、中公新書の同名の本の再販で、以前も読んでいて、やっぱり「牛屎氏」に驚いていたことが分かって、二重に驚く。

こんなインパクトのある名前、忘れていた自分のアホさ加減に。

 

牛屎氏は、護良親王の令旨がもたらされた薩摩の一族で、

「系譜によると、先祖の薩摩四郎元衡が京都より薩摩に下り、牛屎院郡司職に補されて牛屎を家号とした」(森氏前掲書)という。

牛屎院てのもあったんだね。

 

屎のつく地名としては越前に「糞置荘」というのがあるのは知っていた。

これは笠置のように、誰か偉い人がそこに糞(屎)を置いてできた地名なのではと思うのだが、

牛屎は、明らか牛の糞からくるんだろうな……。それとも何か古い地名……古代朝鮮語……なんかとつながるのだろうか。

 

皇子たちの南北朝―後醍醐天皇の分身 (中公文庫)

皇子たちの南北朝―後醍醐天皇の分身 (中公文庫)

  • 作者:森 茂暁
  • 発売日: 2007/10/01
  • メディア: 文庫
 

上の文庫はこの新書の再販。↓

 

 

 

 

(以下はコロやんに関するしょうもないぼやきなので、みたくない人は無視してね↓)

 

 

 

関係ないけど、マスコミはアメリカだのイタリアだのひどい例ばかり出して、韓国の時も宗教団体が感染してひどかった時はさんざん繰り返し報道してたくせに、今、韓国が検査たくさんしてわりと成功してて、海外にも検査キット送るその帰りの便で自国民を帰国させるとかしていること、全然報道しない。

台湾の成功例とかも一時期報道してたけど、しない。

他国の成功例を報道すると、国民が政権に不満持っちゃうからなのだろうか。

その成功例を真似してもらうべく、報道したほうがいい気がするけれど……。

 

きょうもテレビでアメリカの例やってたけど、日本はアメリカと違って早い段階でコロヤンきてるとつかんでたわけで、台湾などの例を参考にすべきなのに、今更アメリカの医療崩壊と同列にしても……日本の対応が後手後手に回ってたってことだよねオリンピックの延期の決断が遅れたせいで……なんだかなぁ。いまだに検査も増やす気ないみたいだし。森三中の黒沢の例とか見ると。それで検査したってことについて説明している鈴木おさむが責められるとか地獄だなぁ……。