私は「古典エッセイスト」ですが、
世の中には「歴史エッセイスト」もいらっしゃいます。
その歴史エッセイストの岡崎守恭さんから、
『遊王 徳川家斉』をご恵贈いただきました。
家斉、在位五十年、子どもは五十人以上いたというから驚きです。
そして、史料には“遊王”と記されている。
なんかゲームのキャラクターみたいですね、遊王って。
第六章の「赤門の溶姫様」が興味深かったです。
前田家に輿入れしたお姫様で、夫婦で行列の際は、夫の前田氏の時は町人等も道の脇によけるだけなのが、妻の溶姫の時は「下にい、下にい」と声をかけ、土下座させて進んだとか。夫は将軍家の家来、妻は嫁いでも将軍家の姫君だからです。
家斉に仕えていた石翁の話にも、ちょっとゲスな興味湧いてしまいました。
シバ、きょうも生きてます。食欲旺盛で驚きました。
ポロ共々、引き続き丸尻です。
拙著もよろです↓