猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

『遊王 徳川家斉』

私は「古典エッセイスト」ですが、

世の中には「歴史エッセイスト」もいらっしゃいます。

その歴史エッセイストの岡崎守恭さんから、

『遊王 徳川家斉』をご恵贈いただきました。

家斉、在位五十年、子どもは五十人以上いたというから驚きです。

そして、史料には“遊王”と記されている。

なんかゲームのキャラクターみたいですね、遊王って。

遊王 徳川家斉 (文春新書 1264)

遊王 徳川家斉 (文春新書 1264)

  • 作者:岡崎 守恭
  • 発売日: 2020/05/20
  • メディア: 新書
 

 第六章の「赤門の溶姫様」が興味深かったです。

前田家に輿入れしたお姫様で、夫婦で行列の際は、夫の前田氏の時は町人等も道の脇によけるだけなのが、妻の溶姫の時は「下にい、下にい」と声をかけ、土下座させて進んだとか。夫は将軍家の家来、妻は嫁いでも将軍家の姫君だからです。

 

家斉に仕えていた石翁の話にも、ちょっとゲスな興味湧いてしまいました。

 

 

 

 

シバ、きょうも生きてます。食欲旺盛で驚きました。

ポロ共々、引き続き丸尻です。

 

拙著もよろです↓

 

エロスでよみとく万葉集 えろまん

エロスでよみとく万葉集 えろまん

  • 作者:大塚 ひかり
  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)