猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

『語り芸パースペクティブ』

奈々福さんよりご恵贈いただきました。

『語り芸パースペクティブ

 

これ、ごぜ唄、説経祭文、義太夫節、講談、上方落語浪曲、落語等の当事者と奈々福さんが語り合うのみならず、語り芸も実演するという11回にわたるイベントを一冊にしたという凄い本。

このうち私、「ごぜ唄、説経祭文」の回を聴きにいったのですが、実演もさることながら、鼎談というか、三人の語りが本当にいつまでも聞いていたいほど面白かったんですよ。

それが本になったんだ! と嬉しくて、さっそく自分が聴いた箇所を読みました。ほかの箇所も読むの楽しみ。

 

ラストの「自由になれる場所として、芸能がある」ってことば元気づけられる。

これは芸を見に行きたくなる。

 

 

 

毒親の日本史』

最近の私の本では一等中身が濃く、新しく作った系図もいっぱい、新しい発見もあると思うんですが、それがかえって災いしているのでしょうか、売れ行きは今イチな感じ……。

とくに最終章の一茶についてのくだりが、私の言いたかったことです。

これもぜひお買い上げ頂ければ!

 

毒親の日本史 (新潮新書)

毒親の日本史 (新潮新書)