池田理代子の『寂しき骨』よみました。
「いかように繕いみてもただ老いは 醜きものぞ我でなくなる」
とか、ズシッとくる歌も少なくない。
が、エッセイよむと、池田先生、60で25最年下のオペラ歌手と結婚して、72の今も仲良くやってらっしゃるんですね。
さすが池田先生。
先生が37のころ、つまりは私が25のころ、不倫テープをマスコミに暴露して失踪した事件がワイドショーを騒がせていたものです。
そんなふうに無責任にほっぽり出しても、人生なんとかなる。仕事もなんとかなるし、社会はまわっていく。
そう思うと、嫌なことからは逃げたっていいんだ、と勇気が湧いてきます。
ベルばらもほんとーーにはまりました。
以前、娘に「ママ、フェルセンて知ってる?」と言われ、「フェルセン?(濁らないのが正しいらしい)ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン?」と、即座に口をついて出てきたのも、ベルばらのおかげです。
そして、いついかなる時も抜かりない自著の宣伝です!
伏見憲明さんが読むと「うんけ」づくと言ってくださったうんこファースト本です。うんこの夢をみると金運上昇するともいいますし、この本を読んで飾って、うん気やうん勢を向上させましょう!
本にも書いたけど、赤ん坊が産まれることを「うんこが生まれた」と形容する例があるんですよ。その意味でも産気づくならぬ「うんけづく」という伏見憲明さんの形容は深い真実をついていると思う。