「女性セブン」3/10号でおばさんに関してコメントしました。
2006年に『オバサン論』(いまは絶版)出したからです。
当時は類書はありませんでした。
当時と今とおばさんのイメジはどう代わったか、それはなぜかといったことを聞かれました。
また、きょう売りの「日経新聞」で『六義園・柳沢家の雛祭』の書評かきました。
これは、かなり専門的な本で、読み通すのは大変でしたが、示唆に富む本でした。
とくに雛祭が確立した江戸中期、お雛様は二月下旬から三月八日くらいまで飾られていて、3/3にあわてて片づけたりはしなかったとか、死んだ姉の内裏様のお下がりを妹に……と、これは乳幼児期の死亡率がきわめて高かったせいですが、そんなことが大名家でも行われていたとか、大名が雛市に出かけて3/3閉店間際に値切るとか、興味深かったです。