をすることになりました。
白内障は年相応で、ひどくはないのですが、「閉塞隅角」という目の形であることが分かり、この目の人は、急性緑内障になる可能性がある、急性緑内障になって、放置すると、早くて一晩、二、三日で失明するという、現在、日本の失明理由のナンバーワンである怖いものなのです。
閉塞隅角の人がみんな急性緑内障になるわけではありませんが、閉塞隅角でない人は絶対に急性緑内障にはならないのだそうです。
数%とはいえ、眼圧が上がれば、水の逃げ場がなくなって、悲惨なことになるそうです。
私の目は「爆弾を抱えているようなもの」なんだとか……。
そもそも、精神薬のほとんどはこの症状を悪化させるし、アレルギーの薬もダメ、去年処方されたニトログリセリンも禁忌だそうで、そうした薬を安心して服用するためにも、手術を決意しました。
ただ手術をしてもらう病院はとても混んでいるので、手術は数ヶ月先になると思います。
私の都合を考えつつも、医者の都合最優先で手術日は決められるようです。
遠視の強い五十代以上の女性に多いそうです。
失明して、仕事ができなくなるのはもとより、本が読めなくなるのは困ります。
それ以前に失明は困ります。
見つかって、ラッキーと言えます。