猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

頂いた本など

小谷野敦さん

タイトルは驚きの『あっちゃん』!

まだ読み途中ですが、ほぼ同世代ということもあって、ここに書かれているテレビ番組などはすごく懐かしい。

反面、小学校でのこと等は同じ世代とは思えない感じもしました。

とくに驚いたのは、水海道の小学校で給食がなかったこと。お母様がお弁当を作れない時は菓子パンを持たせてくれるのですが、それが何ものかにかじられていることがあり、のちに鼠のしわざと分かったというくだりなど、衝撃でした。

 

冒頭『銀の匙』の「子供時代は玉手箱のよう」というのに著者が嫌悪感覚えたというのは、とても共感しました。子供時代なんてろくなもんじゃない(と私も思う)。

 

『医学問答』は、版元から頂きました。

実は私は昔から凄く漢方好き。きっかけは高校生のころ、生理不順になったこと。祖母の知り合いの医者が産婦人科医で、そこで診てもらい(もちろん妊娠とかではないですよ。性交渉すらしたことなかったので)、ホルモンの注射を打たれたのです。が、お尻に打たれたのが痛い上、とても嫌で、ほんとはその後も注射に通わなくてはならなかったのに、行かなかったら、かえって半年も生理がこなくなってしまって、自分で調べてビタミンEと当帰芍薬散を服用したところ、三週間後に生理がきて、不順ながらももとのようにくるようになったのでした。

その後も、夫がじんましんになり、ステロイドをずっと飲み続けないといけないなんて言われ、悩んでいたところ、友達の紹介でいった谷クリニックという今はなくなってしまった漢方医で、夫はすっかり治ったということがありました。

また、夫が首の不調の時、手術しかないと言われ、駄目元で鍼治療をしたら、良くなったということも、漢方への信頼を深めたことでした。

そんなこんなで、とても漢方のことは信頼しているのです(でも私は鍼は怖いので、やりませんが)。

それでもこの本にある「夏風邪に葛根湯は危険」というのは知らなかった。

これまた、読み進めるのが楽しみな一冊。

 

辛酸なめ子さんの『女の一生』。

なんと、辛酸さんが川柳の本を! 

辛酸さんの守備範囲の広さには圧倒されます。

随所に入る辛酸さんのイラストがまたいいのです。

「守護霊」「セレブ妻」といったことばも辛酸さんらしく、楽しい一冊。

これからじっくり読みます。

 

 

山本淳子さんの『道長ものがたり』、こないだやっと読み終わりました。

素晴らしく面白かった。

道長紫式部の関係に関する記述は、この本に書かれていることが私にはいちばん納得できます。

『権記』『小右記』など、貴族の日記も駆使して、山本さんらしい、読みやすい、心打たれる一冊でした。