自分の裁量とは別のところで起きた不始末によって物事が崩壊し、
心身共に削れていくような不調の日々で、
気にかかりながらも、
紹介が遅れてしまいました。
いくつかとても素晴らしい御本を頂いていました。
花房観音さん『京に鬼の棲む里ありて』
巻頭の「鬼の里」を読んだところです。
相変わらずぐいぐいするすると読めてしまうのが凄いし、
「えっ」と思うような展開でもありました。
夢の中の出来事のような、それでいて過去の一時に本当にあったような語り口に、しばし憂き世を忘れられました。
三浦佑之先生の『増補日本霊異記の世界』
これはまだこれからですが、
「小さ子とトリックスター」
「一寸法師の源流」
「力持ちの女」
「恩返しの発生」
等々、見出しをみただけで、民俗学好き、昔話好きな私はそそられます。
すごく読むのが楽しみです。
倉田実氏の三部作「図鑑 モノから読み解く王朝絵巻」
第一巻『源氏物語絵巻の世界』
第二巻『寝殿造の仕組みと宮中の行事』
第三巻『平安時代の信仰と暮らし』
とくに第一巻が、私は便利だと思いました。
『源氏物語絵巻』の各シーンの家屋や調度が名称や役割とともにいちいち説明してあるので、『源氏物語』読解にも役立ちそう。
そして、忘れちゃいけない、
青井こうきさんの『ビリガマ』
最高に面白かった。
ゲイ世界での学歴マウンティング、毒親……理不尽な目にたくさんあっている。
けれど、こうきさんの漫画になると、出来事との距離感が凄くて、娯楽になるという……。
私小説漫画とでもいうのでしょうか、
好きですこういう漫画!
お勧め
私にも、皆にも、心の平安が訪れますように……





