猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

猫騒動

昨年六月、夫が人づてに猫をもらってきた。

雄猫でまだ生後二、三週間。

獣医に連れてくと、お腹の中も外も虫だらけ。

すべて駆除して、その後はすくすくと育っていた。

 

その猫が、1月7日夕方、リボンを食べてしまった。

見てたら、おいしそうに噛んでたけど、まさか食べてしまうとは思わず、ちょっと目を離した隙に、もうリボンはなくなっていた。

検索すると、猫が紐を食べると、非常に危険であるらしい。

知らなかった。

かかりつけ医にすぐ電話したものの、吐かせるのは難しいので、苦しみ出したら連絡くれとのこと。

翌8日、猫専門病院に電話しても、内視鏡は猫が苦しいので、苦しがるの待ってからと言われ、しかし心配なので、

9日早朝、ネットで調べた病院に連れてって、レントゲンとって、
さらにエコーで見ると、たくさんの異物があるとのこと。

異物が大きいので、まだ胃にとどまっていたのだ。
それで内視鏡を使うこととなった。

すると、30センチくらいと思っていたリボンがなんと70センチくらいあり、大きな輪ゴムまで食べてたことが判明。
リボンは簡単に取れたが、このゴムを取るのが大変だったとのこと。
これ、放置してると、確実に腸へ行き、腸の開腹手術になったら非常に大ごとになり、もちろん入院もせねばならず、場合によっては……下手すると死んでたかもとのことで、ほんとうに良かった。

まだ生後七ヵ月ほどで、去勢もこれからだったので、
麻酔のついでに去勢もしてもらった。

新年早々、色々と痛手というか、大変だったが、

もし開腹手術になってたら猫にも負担かかるし、最悪、死んでたかもしれないこと思うと、激しくホッとして、ぐったりした。

へなへなして、あまり寝ていないこともあり、その日はテンションがおかしくなっていた。

 

 

とにかくおもちゃは出しっぱにしない。

紐もゴムもすぐ片づける。

断捨離・片づけをして、危険なものがないようにする。

堅く決意させられた。