昨年六月、夫が人づてに猫をもらってきた。
雄猫でまだ生後二、三週間。
獣医に連れてくと、お腹の中も外も虫だらけ。
すべて駆除して、その後はすくすくと育っていた。
その猫が、1月7日夕方、リボンを食べてしまった。
見てたら、おいしそうに噛んでたけど、まさか食べてしまうとは思わず、ちょっと目を離した隙に、もうリボンはなくなっていた。
検索すると、猫が紐を食べると、非常に危険であるらしい。
知らなかった。
かかりつけ医にすぐ電話したものの、吐かせるのは難しいので、苦しみ出したら腸を切開する手術をする(開腹する)ので連絡くれとのこと。
その後、調べると、腸を切開するのは猫にダメージがありすぎるし、入院するなどおおごとになる、胃に異物があるうちなら内視鏡で取ることもできると、あった。
で、翌8日、猫専門病院に電話したが、内視鏡は猫が苦しいので、苦しがるの待ってからと言われ、しかし心配なので、
9日早朝、ネットで調べた病院(同じようなケースで、内視鏡で異物を取る症例がのっていた)に連れてって、レントゲンとって、
さらにエコーで見ると、たくさんの異物があるとのこと。
異物が大きいので、まだ胃にとどまっていたのだ。
それで内視鏡を使うこととなった。
すると、30センチくらいと思っていたリボンがなんと70センチくらいあり、大きな輪ゴムまで食べてたことが判明。
リボンは簡単に取れたが、このゴムを取るのが大変だったとのこと。
これ、放置してると、確実に腸へ行き、腸の開腹手術になったら非常に大ごとになり、もちろん入院もせねばならず、場合によっては……下手すると死んでたかもとのことで、ほんとうに良かった。
まだ生後七ヵ月ほどで、去勢もこれからだったので、
麻酔のついでに去勢もしてもらった。
新年早々、色々と痛手というか、大変だったが、
もし開腹手術になってたら猫にも負担かかるし、最悪、死んでたかもしれないこと思うと、激しくホッとして、ぐったりした。
へなへなして、あまり寝ていないこともあり、その日はテンションがおかしくなっていた。
とにかくおもちゃは出しっぱにしない。
紐もゴムもすぐ片づける。
断捨離・片づけをして、危険なものがないようにする。
堅く決意させられた。
↓胃の中に入っていた異物。
