お腹が風船のように張るようになったのは、四十台のころからだ。
喘息が出るようになったのもこのころから。
38歳の時に、歯科心身症になったのを皮切りに、ただでさえ弱い心身がますます弱くなっていったような気がする。
しかし、思い起こせば、小学生のころから寝つきが悪く、また鼻炎がちで、教室にクリネックスティッシュをもっていったら、まだそういうものを知らない同級生が、ティッシュをどんどん出していって、そこら中、ティッシュだらけにされたことがあった。
鼻炎はどんどん悪化して、小五のころにはアレルギー性鼻炎と診断された。
中学生になると、ここに便秘がちな体質というのが加わった。
その後は便秘というのではないものの、何かあると下痢と便秘を繰り返したり、腸の具合はいいとは言えない。
歯科心身症と共に呑気症も発症し、ストレスがあると、空気を飲み込みがちになって、たびたび腹部膨満するようになって、一度は家人が救急車を呼んでしまったこともある。
ストレスだけでなく、食べ物でも腹部膨満になる。
とくにダメなのがゴボウとニンニク。ゴボウ茶が流行した時、ゴボウ茶をのんで、エライ目にあった。ニンニクたっぷりのギョウザを食べても腹部膨満する。
腸活腸活とよく聞くが、私も腸活的なことを今後は意識していこうと思う。
まずは甘いものを控える。
あと腹部膨満すると分かっているニンニクやゴボウを避け、グルテンもなるべくなら控える。
そしてなるべく歩く、といった感じだろうか。
腸にはずっと悩まされていたから……
なにかにつけて、体を意識せざるを得ない人生だったから……。
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