三浦佑之先生『口語訳 日本霊異記』
逐語訳でいながら正確で読みやすく、注も入ってとても親切。
花房観音さん『縄ーー緊縛師・奈加あきらと縛られる女たち』
写真を見やすいように、本の開きが特殊になっているのがとても良いです。
これ、取材も大変だったと思います。
ゆっくり読んでまた感想書きます。
清水克行先生『室町ワンダーランドーーあなたの知らない「もうひとつの日本」』
これ読んだら「昔は良かった」なんて絶対言えないです。
そもそも室町時代って、殺人事件があっても、被害者側が訴えなければ捜査もしてくれない。
身元不明死体、転がり放題。極端な話、今でいう交番の前に死体があっても放置!
坂本葵さん『その本はまだルリユールされていない』
ファンタジーのようでいながらリアル、ほのぼの癒し系のようでいながら不穏なトーンが秘められている。
家族のぎくしゃくが描かれているのも、わたし的にはつぼでした。
私も、自分だけのとくべつな装丁の本がほしくなりました。
(そしてドラマ化してほしい)