医師は精神安定剤のことを「お守り」と称することが多い。
常用するというより、いざという時の安心感のために、精神安定剤を携帯するわけだ。
逆にいうと、昔の人にとって「お守り」というのは精神安定剤の役割を果たしたのではないかと思うことがある。
護符とか霊符と呼ばれる「お札」は、さらに一歩進んで、我が身を守る抗うつ剤的な役割を果たしていたかもしれない。
心がおかしくなった時、昔は加持祈祷をして、悪いものを「よりまし」に移すということをやる。その時「護摩」をたくわけだが、護摩には大麻的な成分もあって、それで「よりまし」のテンションをハイにすると同時に、患者の精神をもハイにして、不安や憂鬱のもとになっているものを取り除くということがあったのではないか。
と、考えたりする。





