60歳から慕われる人、疎まれる人

変わらぬ加藤諦三節である。

面白い。

しかし、この本をほんとうに読むべき人は、きっとこの本は読まない。

 

病識というか、自覚もないだろうし、いつもひとのせいにして、自分に問題があるとは思わないだろうから。

 

逆に言うと、こういう本に辿り着き、手にした時点で、救いはあるだろう。

万事に言えることではあるが、「気づいた」ら、あとは割と早いのではなかろうか。

 

 

 

京極夏彦

よく「俺は晴れ男だから晴れるよ」みたいな発言をする人がいる。こういうのは、

「驕り高ぶった愚かな発言」

「天候が人間風情の動向に従うわけがない」

と言ってて、共感。

 

「ただ、人間には効きます。人の心は言葉で左右される」

と。

あと、言葉の通じない人もいるし、言っても分からない場合もある、と。

だから言葉は怖いんですねー