猫も羽<わ>で数えましょう(大塚ひかりの犬・猫・人・他)

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「スキャンダルで読む百人一首」26

「ハルメク」二月号に「スキャンダルで読む百人一首」26載ってます。

今回は貞信公。藤原忠平の"小倉山〜〜"。

"小倉山"は天皇が大井川に行幸するきっかけを作った歌ですが、それに関連して、『大鏡』に載る、ちょっとした事件を紹介しました。

magazine.halmek.co.jp

 

「ハルメク」は中高年女性向けの月刊誌ですが、なかなか責めてる雑誌で、連載している関係もあるけど、毎号楽しく読んでます。きくち体操の菊池和子先生が84には全然見えなくて毎回驚く。

きくち体操の本は私も買った。

 

きくち体操 意識と動きで若く、美しく!

きくち体操 意識と動きで若く、美しく!

 

 

謹賀新年、『欲望会議』など

あけましておめでとうございます。

昨日は評判のクイーンの映画(ボヘミアン・ラプソディ)見て来ました。評判通り良かった。ストーリーは単純ながら、映画の中の音楽が良かった。
クイーンてこんなに良かったっけて驚くほど良かった。
泣くのも分かります。
ストーリーではなく、音楽が良すぎて泣く。
帰宅後、家にあるクイーンのCDききつつ余韻に浸りながらご飯食べました。

 

 

そして、『欲望会議』、年末にご恵贈頂き、これから拝読しようと思ってます。

 

欲望会議 「超」ポリコレ宣言

欲望会議 「超」ポリコレ宣言

 

 

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 むさくるしい所に置かれていますが……

それから「Meets Regional」2019 2月号で、花房観音さんが「奇人列伝」に私を取り上げてくださってます。ひかりナビつきの『源氏物語』全訳のことに言及してくださっていて、嬉しかったです。

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Meets Regional 2019年2月号[雑誌]

Meets Regional 2019年2月号[雑誌]

 

 

「女系図でみる日本争乱史」第六回

いまででる「波」2019年1月号に「女系図でみる日本争乱史」六回目載ってます。

今回は、平安貴族を震撼させた平将門の乱、源氏方の残酷な拷問なんかが見られる前九年の役後三年の役です。

 

どっちも女系図にふさわしい、という言い方も変ですが、系図の作り甲斐のある回でした。

この原稿のために、今夏、日の出町に行ったんでした。

七回目(保元の乱源平合戦)まではするする〜〜っと書けたのに、八回目(承久の乱)からが大変だった!

今は九回目(応仁の乱)書いてますが、とにかく調べごとが大変で、まだ系図も下書き状態なのが十数枚。ここから絞ってまとめるのですが、その間、色々あって、妙にだらだら手放せないままこんにちに至ってしまいました。

(九回目は)年内中に終わらせたいものです。

www.shinchosha.co.jp

 

 

 

『養生訓』

貝原益軒の『養生訓』を読み返しました。

 『免疫と「病」の科学』でたびたび取り上げていたからです。

 

益軒、八十七歳くらいまで生きたんですよね。で、『養生訓』はたしか八十三歳くらいの時に書いたもの。

有名な腹八分目のほか、朝食より夕食を軽めに、薄味、熱いものは食べない、歯を大切に、朝晩のストレッチ、同じ姿勢を続けない……等々、今に通じる健康法もさることながら、医者はとにかく患者のことを第一に考え、利益や名誉を追求しない、たとえ死ぬことが分かっている患者でも、薬を求められれば与えるがいい、与えぬことによって患者が気落ちすると可哀想だ、といったことが書かれていて、本当に立派な医者だったんだなぁ、と改めて……。

 

そういえば、異常な目の疲れで眼科に行った時、目に一番良いことは何ですか? と問うたら、「なるべく目をつぶっていること」って言われたんだが、益軒も「四十過ぎたらなるべく目はつぶっていたほうが目にいい」って書いてて、益軒凄いと思った。

 

『免疫と〜』は、慢性炎症が万病のもとになるといった趣旨の本で、私としては、では、慢性炎症を防ぐにはどうすればいいの? ということを求めて買ったのですが、それに関してはすべては想定内でした。

 

おお! と思ったのは、著者の宮坂氏と定岡氏が父娘であるということ。

「なかなか楽しい共同作業」だった、とあとがきにあった。

親子関係が良くなければできないし、そうは言えませんよね……。

 

『養生訓』は、これが原文も現代語訳もあって読みやすいです。↓

 

養生訓 (講談社学術文庫)

養生訓 (講談社学術文庫)

 

 

 

免疫と「病」の科学  万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)

免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)

 

 

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『ぼくは、かいぶつになりたくないのに』(追記あり)

昨日は、二丁目のアデイで、『ぼくは、かいぶつになりたくないのに』の出版パーティがありました。

著者のこうきさんとは、「変態の日本史」のイラストを描いていただいている関係なので、行ってきました。

著者のこうきさん、中村うさぎさん、そして内田春菊さん、二村ヒトシさん、斎藤綾子さんがいらして、トークがありました。

私はそういう企画があるとは知らず、なにか、自然な流れで参加することになってしまったのですが……突然のことで、人には言っていなかった妙なことまで喋ってしまってあとでちょっと後悔……皆様のお話は楽しく、刺激的で、楽しかったです。

 

また、ユニット「八方不美人」の、ちあきホイみさんが新発売CD「愛なんてジャンク! 」の歌をうたわれ、これはとても良かったです。

「わたしにとっては宝物でも、あなたにとってはゴミね」という歌詞がずーんときます。

 

 

ぼくは、かいぶつになりたくないのに

ぼくは、かいぶつになりたくないのに

 

 

 

八方不美人

八方不美人

 

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右は表紙をとった状態。

こうきさん、おめでとうございます。

これからじっくり読みます!

 

(追記)読みました。やっぱり絵が素晴らしかった。絵に目力があるというか……。射貫かれるような視線を感じるのです。

そしてうさぎさんの文も、とても考えさせられます。人間とは何か、かいぶつって、動物と違って人間が作ったものだけれど……等々……。

クリスマスのプレゼント、冥土の旅の一里塚のお正月のお年賀にいいかもしれません。

 

『いにしえの恋歌』書評

『いにしえの恋歌』の書評を書きました。

漢詩に恋歌が少ないのに、漢詩の多大な影響を受けている和歌に、恋歌が多いのはなぜか。本書は「なぜ」の連続です。読者は作者に伴走する形で、時にうなづき、時に首をひねりつつ(そもそもの和歌の起源について、ちょっと私は違う意見でした)、自分の頭で考える楽しみを味わえるはず。

(きょう12/15(土)付け『日本経済新聞』に掲載されます)

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ペンダントは夢beansさんで買ったお気に入り♡

 

いにしえの恋歌 (筑摩選書)

いにしえの恋歌 (筑摩選書)

 

 

『近松秋江伝』&爪の怪我

小谷野敦さん『近松秋江伝』

ストーカーのような人だったらしい。

 

 

いま応仁の乱調べてて気になったのが足利義持が風呂でのひっかき傷からばい菌入ったのがもとで死んだってこと。

最近、私も風呂でふやけた足が切れて凄く痛かったり、つき指的なことで右手の親指の爪の先がはがれて血が出て物凄く痛かったり、とくに右手の親指爪の傷には難渋して、一週間以上、消毒だバンドエイドだ包帯だと使えなくて不自由だったが、これが室町時代なら将軍ですらわずかな傷がもとで死ぬんだから、庶民なんか大変だったろうな、消毒液やバンドエイド、抗生物質などがある現代に生まれて良かった、とつくづく思った。

矢傷とかならともかく、一瞬の不注意がもとでおおごとになって、死につながるとか、本当に悔しいだろうから。 

近松秋江伝-情痴と報国の人 (単行本)

近松秋江伝-情痴と報国の人 (単行本)

 

 

これ、凄く参考になる↓

 

室町人の精神 日本の歴史12 (講談社学術文庫)

室町人の精神 日本の歴史12 (講談社学術文庫)