猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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『ごりょうの森』

今さらですが、花房観音さんの『ごりょうの森』を読みました。

いつものように一気読み。

 

どろどろの生々しいことがたくさん書かれているのに、

なんだろう、登場人物の半分は死者のせいか、その生々しさがイヤじゃない。

霊に対するリスペクトもあって、これはまさに「御」霊だと感じました。

 

 

御霊は、かなしく、さびしく、なつかしく、やさしい……。

こんな霊なら共に生きてもいいとさえ思いました。

実際、日本は御霊系の社にあふれていて、霊と人間の距離は近いのです。

常々、古典文学では、男と女、親と子、生者と死者、あの世とこの世の境が薄い、古典文学だけでなく、今の日本でもその傾向はあって、動物人間の境さえ薄いと感じているのですが、この本を読んで同じことを思いました。

 

 

 

2024年大河

大河で紫式部をやるようです。

私も『源氏物語』の本いろいろ書いております(てか、全訳もしてるし)。

どうぞよろしくお願いいたします。

下のほうは絶版の本です(苦労の割に売れないと絶版になるのも早いナミダ)。

絶版にならないうちに、どうぞお買い求め下さいませ。

 

 

 

 

 

「スキャンダルで読む百人一首」66 & 拙著紹介ブログ

いま出てる「ハルメク」6月号の「スキャンダルで読む百人一首」66は行尊大僧正です。行尊の父は東宮を退いた敦明親王の子、母は定子の弟・隆家の孫娘という、道長に栄華を阻まれた両親のもとに生まれているんですよね。まぁ不遇の一族と言えます。

halmek.co.jp

この号の横森美奈子さんの連載で、グレイヘアにしたという読者モデルの変身ぶりが凄いです。別人のようにおしゃれになってる!

こんななら、私もマネしたいわ〜〜。

 

 

 

それから、「タカオサン膝栗毛」さんという方のブログが拙著を紹介してくださっています。

嬉しい&ありがたい。

佐原の街、私も行きました。

美しい街でした!

街から外れた古いお菓子屋さんで、ピーナツ太鼓的なお菓子買ったの覚えてます。

いまもあるのかなあの店。

takaosanguchi.hatenablog.com

 

 

 

母の夢

きょうは死んだ母の夢を見た。

うすぼんやりと母が二階の窓から吹き抜けの下にいる私を見下ろしている感じだったので、

「ママ!」と叫ぶと、母の姿がより形になって、右隣には誰か(ぼんやりしてて、誰かは分からないが)いる。

でも母の姿がすぐ消えてしまうので、もう一度大声で呼んだところで目が覚めた。

夢の中でも「おかしいな死んでるのにな」と、ちょっと怖くもあった。

が、「ママ!」と呼ぶと、母が出てくるのだ。

 

 

 

「サンデー毎日」5/8 15合併号

サンデー毎日」5/8 15合併号にくそ爺婆2の書評が出たようです。

本郷和人さん、ありがとうございます!

嬉しいです。

これからも頑張ろうという気になりました。

 

 

 

今年は悪いことも、そして良いことも、ほんとに一気にあって、その変化に心身がついていけないほどです。

 

それときのう、思いがけない人(♀)から電話がかかってきました。

15年前にかかってきたっきりだから、もし次かかってくるとしたら、また15年後で、私は生きていたら76とかになっているレベルです。

電話はとても楽しかった。

 

 

しかし、なんで良いことがあっても、不安になったり鬱になったりするんだろう。

と考えるに、変化が怖いのでしょうね。

 

 

なんだか、ここのところ、毎日、金曜日みたいな気がしてしまってます。

やることいっぱいあるのに、明日が休みのような気がしている。

もともと土日もなく働いたりしているのに。

 

 

母は12年も施設にいたし、死んだ直後はむしろホッとしたのに、ここのところ急にかなしくなっています。

何のために生きているのか。

あくせく働くのがイヤになったり。

 

そういう時、書評で褒められているのを見たり、ツイッターなどで読者の方による感想を見たりすると、これからもがんばろうという気持ちになります。

 

 

 

スキャンダルで読む百人一首65

いま出てる「ハルメク」に、百人一首65回目載ってます。

今回は相模。

藤原定頼との本気の恋で離婚騒ぎになりました。

halmek.co.jp

 

 

 

 

くそ爺婆第二弾、書影出ました

くそ爺婆第二弾、書影出ました。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

第一弾も良かったら……

 

 

しかし、物書きというのは、ほんとに趣味だと思ってやらないと、それで生活しようとか思ったら絶対ダメですね。

調べ物にばかり時間かかるし、書くのも大変、作業も資料添付したりなんだで、朝から晩まで食べる間も惜しんで働いても、まじで時給十円とかくらいにしかならない感覚。

 

最近、色んなものが値上がりしたって、原稿料はここ30年位まったく上がってない。

本の値段も安い。

書き下ろしとかだと、一年以上かかったって、一刷り止まりなら六十万円とかそこら。

百万いけばいいほうです。

物書きや漫画家が生活保護受けてるとか聞いてもまったく私は驚きません。

って、物書きならみんな知ってることだけど、意外と一般人は知らなかったりする。

 

 

それしかできない、止められても書いてしまうからやってるわけだけど。

こんな安い本でも図書館で予約待ちとか多くの人がしてるの見ると、そういうもんなんだなとか思ってしまう。

だけど、買ってくれないことには仕事もこないし、著者も出したい本も出せなくなるわけだから、まずはちょっと気になる作家がいたら、買うっていうのが一番の応援方法なのですが、

最近、断捨離ブームもあって、ものを増やしたくないというので、食べ物には千円二千円出したとしても、本にお金を使う人は減ってる気がする。

といって電子書籍もまだまだ普及しているというほどではないし、世界はキナ臭くなるしで、どうなってしまうんでしょうね。

 

というわけで、買ってくださる人は、とにかくもうそれだけで良い人、どんな思想の持ち主だろうと、ありがたい、素晴らしい人と思うという……

 

 

しかし昨夜の地震は怖かったです。

M7くらいだから、M9だった311と比較すると1000分の1ほどのパワーしか無いらしいけれど、大地が揺れ動くのだから、それだけで物凄いパワーですよね。

 

自分を傷つける人とは距離を置く

自分を傷つける人とは距離を置く。

って、当たり前のことかもしれないんですが、ここ最近になって、心の底からそうしようという覚悟ができました。

 

とくに医者!

ひどいことを言われても、整形外科とかこの近所にはあんましないので、仕方なしに通っていたんですが、医科歯科のもと担当医が担当をやめても患者たちのことを気に掛けてくれて、本当に親切に相談に乗ってくれたり、このもと担当医の紹介してくれた歯科関係の人もまじで親身であったり、何の紹介もしてもらってないけれど、数年前にちょっぴり通っていた親切な歯科関係の人を思い出してみるに、わざわざ好きこのんで、不快な思いをさせられる医者のもとに通わなくていいという気持ちが固まりました。

正月一日、十二年もほぼ寝たきりだった母が死んでしまったことも、こうした思いに至った理由です。

 

相変わらず膝は痛いけれど、杖やサポーターを使えば歩けるし、その整形外科も対症療法しかないって言ってたことだし、医者は行かないでいいや、と。

もちろん半月板損傷ですから、またロッキングなどして歩けなくなったら医者に行かなければいけないけど、その時は別の医者に連れていってもらいます。夫がいなければ今度こそ救急車を呼ぼうと思います(おととしも呼べば良かったのだけど、夫の帰宅を待ってしまって、ややこしいことになってしまった)。

って、昨年来、本当に公私共に忙しくて、整形外科ももう去年の11月から通ってないんだけど、改めてもういいやと思った。

もちろんいい医者がいれば、いつでも行きたい気持ちはあります。

 

 

医者以外でも、接すると不快な思いをする人には、関係の遠近問わずこちらから近づかないようにしようと思う。

やむを得ない場合は最低限の対応をしようと思います。

 

 

この年になって気づくとか、本当に愚か者だけれど、それでも気づいて良かった。

残り少ないかもしれない人生なんだから、嫌な思いも少なく留めたいものです。

とりわけ医者なんて、いくらでもいるんだし、今すぐ行かなくても死ぬわけじゃないんですもの。