猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2019-01-01から1年間の記事一覧

今さらながら根津甚八(現実逃避)

今さらながら根津甚八にはまってる。 今まで私、芸能人てほとんど好きにならなくて、好きなの山口崇さんくらいだったんです。 あとはサスケとか土方歳三とか柳生十兵衛とか、漫画の主人公や歴史上の人物ばかり……。 それと河童など古典キャラや、カッパのコタ…

「スキャンダルで読む百人一首」37

12/10売り「ハルメク」2020一月号に「スキャンダルで読む百人一首」載ってます。37回目は百人中もっとも謎の人物といっていい文屋朝康。なぜ彼は選ばれたのか? 定家好みについて書きました。 halmek.co.jp

12/9付け「讀賣新聞」夕刊に『女系図でみる日本争乱史』

12/9付け「讀賣新聞」夕刊に『女系図でみる日本争乱史』が紹介されました。 ありがとうございます! とっても嬉しい。 これで売れてくれるといいなぁ。 女系図でみる日本争乱史 (新潮新書) 作者:大塚 ひかり 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/09/13 メデ…

11/30付け「西日本新聞」に『エロスでよみとく万葉集 えろまん』

11/30付け「西日本新聞」に『エロスでよみとく万葉集 えろまん』の書評が載りました。 ありがとうございます! エロスでよみとく万葉集 えろまん 作者:大塚 ひかり 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/08/21 メディア: 単行本(ソフトカバー)

出雲神話論

三浦佑之先生に『出雲神話論』をご恵贈頂きました。 ここのところ、色々大変で、手つかずだったのですが、 今夜あたりから拝読しようと思います。 拝読したら、感想書きます! 出雲神話論 作者:三浦 佑之 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/11/25 メディ…

血液検査の結果

そして、きょう、一週間前、あまりに咳が治らぬのはおかしいというんで、内科医に「血液検査しましょう」と言われるままにした検査の結果を聞きに行きました。 肝臓や感染症の数値は異常なし。 が、アレルギーの数値が異常でした。 正常値170以下のところ、…

薬の怖さ

ここのところ、生まれて初めて薬の怖さを痛感する出来事がありました。 11月10日に引いた風邪が治らず、病院に行き、処方された薬のうち、 クラリスロマイシン錠200mg×2錠×五日服用<一日400mg> カルボシステイン錠500mg×3錠×五日服用<一日1500mg> ツロブテロ…

咳のをば様

薄髪じゃない、薄紙を、剥がすように、良くなってる気がする咳が。 というか、発症から二週間近く経つと、もうこれ風邪じゃなく、気管支炎というか、喘息になってる感じ。 抗生物質ものんでるし、咳止めパッチも貼ってるけど、ちょっと手遅れというか……。 と…

ノートに書き付けている好きな歌やことば

風邪引きで、集中力も衰え、ふと昔のことを思い出し、昔のノートを取り出したら、 好きな歌がたくさん書いてあった。 好きな歌や、ことばは高校時代くらいから集めていたのだけれど、 このノートは26歳のころ、さる人よりもらって、そこに好きな歌とことばを…

「週刊新潮」に『エロスでよみとく万葉集 えろまん』

秋田でひいた風邪のせいでまだのどが超絶痛くて咳が止まらぬ……。 そんな中、きょう発売の「週刊新潮」に『エロスでよみとく万葉集 えろまん』載ってます。 『万葉集』のエロス特集してくださったのです。 とてもありがたいです。 これだけして頂いて、売れ行…

えろまんのことを、

深田萌絵さんという投資家の方がつぶやいてらして、かなり「いいね」が付いてました。 嬉しいです ありがとうございます!↓ これ、かなり面白いですよ!!エロスでよみとく万葉集 えろまん https://t.co/nCbl4VWELq #Amazon — 深田萌絵 (@Fukadamoe) November…

人生初秋田(乳頭温泉・角館・田中章夫さん)

生まれて初めて秋田行ってきました。 同行者が秋田、山形、富山に行ったことないと言ってて、私は山形行ったことあるし、富山はまぁ夫の故郷・新潟の近くだから今後も行けるだろうし、ということで、秋田に決定。 犬猫いるので、夫が面倒見れる週末に、乳頭…

「ハルメク」12月号で『女系図でみる日本争乱史』が、

「ハルメク」12月号で『女系図でみる日本争乱史』が、紹介されました。 ありがとうございます! アマゾン↓ 女系図でみる日本争乱史 (新潮新書) 作者: 大?ひかり 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/09/13 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 版元…

「ハルメク」12月号「スキャンダルで読む百人一首」36回目

「ハルメク」12月号に「スキャンダルで読む百人一首」載ってます。 36回目の今回は清少納言の曾祖父清原深養父。彼の詠んだ“谷には春も”は『源氏物語』の女三の宮がつぶやいて源氏が失望したことで有名ですが、元歌の詠まれた状況は女三の宮のそれにも増して…

ゴボウ茶で死ぬ思いをしたこと

かつてゴボウ茶で死ぬ思いをしたことを、きのう思い出した。 三、四年ほど前だったか、ゴボウ茶がはやった時、市販のごく一般的なゴボウ茶を購入、のんだら、お腹がぱんぱんに張って七転八倒したことがあった。 もともと私はおなかにガスがたまりやすい体質…

正倉院の世界展

連休最終日は東博の正倉院の世界展いってきました。 かなり混んでるらしいし、連休だけど、11/4で前期の展示が終わり、螺鈿の琵琶が見れなくなるので、思い切って、閉館ギリギリの夜八時十分ころに入館。 待ち時間ゼロでゆったりみれました(この日は九時まで…

和楽のふろく

かれこれ20年近くになるだろうか、 フィリップモリス時代から毎年購入しているカレンダー基金が、今年いっぱいで終わってしまうので、カレンダーどうしようと悩んでいたところ、和楽の付録が良さげだったので購入(付録目当てに雑誌買うってwwなんて思ってた…

『古事記神話入門』&「産経新聞」で『女系図』が

三浦佑之先生から、『古事記神話入門』をご恵贈頂きました。 三浦先生とは十年以上前、対談で一度お目にかかったことがあります。 先生の『口語訳 古事記』は拙著でもよく引用させて頂いてますが、注も充実している上、古老の語り形式の訳がほんとうに良いの…

保元の乱とお下がり妻

古典文学を読みながら系図を作っていると、いろんな発見があるのだが、その一つが「お下がり妻」と保元の乱の関係だ。 保元の乱に関わった平清盛に、白河院の御落胤伝説があるのは有名だ。つまり清盛の母は「お下がり妻」であったわけだが、ほかにも御落胤で…

奇特なお方が、

私の『えろまん』をyoutubeで紹介してくださっている奇特&物好きなお方がいらっしゃいました。 ありがとうございます! www.youtube.com

うんこマニア必読 

和歌というと雅びとか花鳥風月といったイメージがあるかもですが、 政治臭、生活臭、食べ物集など、雑多なにおいが満ちている『万葉集』、“屎”(うんこ)の歌さえあります。 「カラタチのイバラを刈って家を建てるぞ。クソは遠くでしろ、クシ作りのおばさん」…

八十の衢とスクランブル交差点

ハロウィーンが近づいてきたが、 『万葉集』にも渋谷のスクランブル交差点的な場が詠まれている。 “八十の衢”。 “言霊の 八十<やそ>の衢<ちまた>に 夕占<ゆふけ>問ふ 占<うら>正<まさ>に告る 妹は相寄らむ”(事霊 八十衢 夕占問 占正謂 妹相依)巻第十一・2506…

もうすぐいなくなります

池田清彦『こうすぐいなくなります』読み途中ですが、凄く面白いです! 生命誕生から38億年の間に、地球上にはおびただしい数の生物が出現したものの、なんとその99%は絶滅している、とか。 六億年前、多細胞生物が出現して以降、生物の大量絶滅は六回起きて…

輸血広告に関する論への違和感

輸血広告に巨乳の萌え絵が使われてて、賛否両論だが、科学的な根拠を示した論として出回っているその論にも私は違和感覚えた。↓ honeshabri.hatenablog.com そうじゃないんだよね……と。 なかでいちばん納得したというか、そうそう! と共感したのは、こちら↓ …

即位式

きょうは即位式。 NHKで所功先生が「前近代は中国を手本に、明治以降は欧米を意識して変化してきている」とおっしゃってたのが心に残った。 そうやって柔軟に変化してきたからこそ生き延びてきたんだよな。 本当に長く続く伝統って実は先進的だしラディカル…

10/21付「読売新聞」夕刊で『エロスでよみとく万葉集 えろまん』

10/21(月)付「読売新聞」夕刊で『エロスでよみとく万葉集 えろまん』がちらっと紹介されたようです。 私はまだ見ていないのですが、ツイッターで教えてくださった方がいて、知りました。 嬉しいです。 ⇒今見て来ました! 「おもしろ古典本に注目」という形で…

「特選小説」12 月号で『エロスでよみとく万葉集 えろまん』の取材

10/21売りの「特選小説」12月号に『エロスでよみとく万葉集 えろまん』のインタビュー記事載ってます。末國さん、ありがとうございます。 エロスでよみとく万葉集 えろまん 作者: 大塚ひかり 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/08/21 メディア: 単行本(…

歯科心身症の仕組み

20年前、歯科心身症になった時、歯の噛み合わせや歯痛(非定型歯痛)の不安でなるべく予定を入れないようにしていたが悪化の一途を辿った。 今は少しでも悪くなりそうな兆候が見えた時はがんがん予定を入れている。 するといつの間にか良くなっていることが多…

「週刊現代」10/26号で『女系図でみる日本争乱史』、10/17ラジオで『えろまん』が

「週刊現代」10/26号で『女系図でみる日本争乱史』が紹介されました。ありがとうございます! アマゾン↓ 女系図でみる日本争乱史 (新潮新書) 作者: 大?ひかり 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/09/13 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 楽天↓ …

伏見憲明さんによる『えろまん』書評が

伏見憲明さんが書いてくださった『エロスでよみとく万葉集 えろまん』の書評がネットで読めるようになりました。↓ 本当にありがたい、百人力を得たような書評です。 www.shinchosha.co.jp また、版元が『女系図でみる日本争乱史』の宣伝をツイッターでしてく…