猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

犬の三角関係

シバの散歩に行ったら、久々にトトちゃんに会った。トトちゃんはテリアと柴犬の雑種。メス犬である。源ちゃんが以前、脱走してトトちゃんの家の門の前にいて、トトちゃんの飼い主が源ちゃんの飼い主に通報した事は以前、書いた。 「相変わらず源ちゃんと仲い…

物語のモデル問題

(以上、略。宇治十帖の「東屋」までいったらup。それまでは『源氏』に専念すること!!!) 私は若い頃は小説を書きたいと思ったことはあまりなかった。小さい頃から画家になりたくて、中学過ぎたら漫画家になりたいと思うようになった。しかし、後年、 「ぴっか…

赤福だけは許せない

赤福が賞味期限を偽造していたという。こういうの、うそはいけないとはいえ、べつに食中毒が出たわけじゃなし、エコでいいじゃんなどと同情的な私は、不二家の時にも不二家のシュークリーム美味しかったのに……などと思っていたのだが。 赤福ばかりは許せない…

年の差研究者カップル

ノーベル医学生理学賞を受賞したオリバー・スミシーズの妻は日本人で、前田信代さんという。 テレビで二人が並ぶのをみて、ん?と思った。スミシーズさんはもうオジイサンなのに、妻はまだオバサンなのだ。 それで年を調べると、スミシーズ82歳。前田58歳。ひ…

もとしたいづみさんが講談社から狂言絵本シリーズを出して、その三冊目の『しどうほうがく』を送ってくださった。 http://www.amazon.co.jp/%E7%8B%82%E8%A8%80%E3%81%88%E3%81%BB%E3%82%93-%E3%81%97%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%BB%E3%81%86%E3%81%8C%E3%81%8…

原典に対する解釈2

これは槙さんの担当者の言葉だが、槙さんは医心方を完全に自分の「作品」だと思っている。だから訳にしても、槙さんの訳のまま使ってほしいと言っているのだとか。 「国会図書館の本をネット検索したらO出版社とか他社のもありましたよ」 と言うと、担当者…

原典に対する解釈1

★もろもろ鬱で、遠いけれどやはり信頼できる先生なので馬車道の小野繁先生のところへ。医科歯科を定年退官なさって、こちらに開業したのだ。六十六歳なのに私よりずっと元気。ついでに近所の神奈川県立歴史博物館に寄る。 ★★ 槙佐知子さんの全訳精解した筑摩…

ブログのこと

最近、ネットの調子が悪くて閉じてました。 記事は書けるのですが、自分で書いた記事が途切れるのです。いよいよはてなまでMacに冷たくなってきたのでしょうか。 子供用にもう一台パソコンを買ったら、光通信にするつもりで、そうなったら少しは良くなるのか…

ニツポンジンは〜と歌う男

シバの散歩をさせていると、向こうから、五十くらいの男が、 「♪迷子の迷子の小猫ちゃんっ」と歌いながら自転車を走らせてきた。なんだか怖いので目をそらしていると、 「日本人は金があり過ぎる〜。暇もありすぎる〜。だからバカになるんだ〜」 と叫んでい…

もとしたいづみさん

澤田康彦さんの紹介で知り合って、澤田さん主催の短歌の会「猫又」でも御一緒したもとしたさん。今は絵本作家になって、何冊も絵本を出している。その彼女が最近、講談社から狂言シリーズの絵本を出した。 「くさびら」「ぶす」と、あと、もう一冊。とても癒…

事あり顔

http://www.web-nihongo.com/column/yakusenai/index.html 例によって更新。 中島美代子の『らも』を読む。らもの父は歯科医だが躁鬱病で、病気の時に、治療中、悪い歯の隣のなんでもない健康な歯を抜いてしまったことがある。と、しらっと書かれていたが、…