猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ラジオで、中瀬ゆかりさんが

ラジオで中瀬ゆかりさんが『嫉妬と階級の『源氏物語』』をご紹介くださいました(冒頭より1時間11分40秒後あたり)。 『くそじじいとくそばばあの日本史』にも触れて下さいました。中瀬ゆかりさん、本当にありがとうございます!! https://radiko.jp/#!/ts/LFR…

本日発売&博物館嫌い

どうぞよろしくお願いいたします。 やばい源氏物語 (ポプラ新書 249) 作者:大塚 ひかり ポプラ社 Amazon 発売日だってのに、アマゾンみると、全く売れてない感じ……。 やっぱタイトル、『源氏物語の革命』とかのほうが良かったんじゃないのかしらね……。 なん…

紫式部と道長

のあいだには、男女の関係は「なかった」としている人も最近は多い。 しかし、ひところは、「あった」ということが半ば通説のようにもなっていた。 これに関しては、私は「あった」のではないかと思っている。 理由は下記のブログに書いた。↓ www.popote.tok…

J

Jを、チラッと読んだけど本当なのだろうか…… 当事者である男性の証言をもとに書かれたようだが、 それ以外に、夜居の僧都みたいな証言者はほかにいないのかな……寂庵とかに……。 否定する人がいないということは本当なのだろうか。 それとも、誰かが否定してい…

きょう発売の「芸術新潮」12月号に

源氏物語のこと、いっぱい書いてます。 www.shinchosha.co.jp 「はじめての源氏物語」は、拙著『嫉妬と階級の『源氏物語』』をベースにしつつも、書くことで、一歩自分の考えが進んだようにも思えた原稿です(源氏物語の「禁断の愛」もしくは「虐待」を中心に…

「週刊読書人」11/24号で

小谷野敦さんが、『嫉妬と階級の源氏物語』の書評をしてくださったようです。↓ jinnet.dokushojin.com ありがとうございます! 嫉妬と階級の『源氏物語』 (新潮選書) 作者:大塚 ひかり 新潮社 Amazon

やば源、ファイルなど

Amazonでも書影出ました。 やばい源氏物語 (ポプラ新書) 作者:大塚 ひかり ポプラ社 Amazon 嫉妬と階級のほうも、なにとぞご購入ください。 自分的にこの本には期待しているのですが……。 本の値段はこの五十年物価に比してほんとに上がってない。みんなラン…

『やば源』書影出ました

11/29発売の『やばい源氏物語』の書影出ました。 www.poplar.co.jp アマゾンはまだ↓ やばい源氏物語 (ポプラ新書) 作者:大塚 ひかり ポプラ社 Amazon 『嫉妬と階級の『源氏物語』』とは全く違うアプローチになっております。 どうぞよろしくお願い申し上げま…

11月23日号週刊文春

11月23日号週刊文春の清水克行さんの連載「室町ワンダーランド」第78回「ブスに歴史あり」に、私の『ブス論』が紹介されてました! この本、今は絶版状態ですが、こうして忘れられていないというのは、ほんとに嬉しいことです。 暇になったら、絶版になった…

きょう(11/18)の東京新聞に(中日新聞は11/19)

きょうの「東京新聞」に書評書きました(「中日新聞」は11/19付け掲載)。↓ 顔面放談 作者:姫野 カオルコ 集英社 Amazon 顔面放談 (集英社ノンフィクション) 作者:姫野カオルコ 集英社 Amazon ここで読めるようです。↓ www.tokyo-np.co.jp

今日の決意

脚のために、教わったストレッチを朝夕やっていたら、全体が調子いい。 やはりカラダを動かすことは良いのだな。 五歳年上の家人が、私より不健康なものを食べているのに、私より全然元気なのも、運動習慣があるからかもしれない(ゴルフ、あと運動じゃないけ…

セキュリティ強化による不便と煩雑

MacBook AirのM2だけ、受信したメールの本文が表示されないのがある。 古いair、iPad Air、古いMacBook Proでは表示されるのに。 アップルに問い合わせると、送信側の問題であるというが、ならばなぜ、古いデバイスでは表示されるのか。 と、とうと、やはり…

エンドロール

この本は私にとって、学びがある予感がして、出て即買った。 まだ少ししか読んでないけど、 色々考えさせられる。 まず余命半年という宣告。 これは怖いようで、しかし、もしかしたら、私だって実は余命半年であるかもしれぬ世界を 生きているのに、知らぬが…

源氏物語・紫式部バブル?

このところ、毎日のように、源氏物語・紫式部関連本の告知を見る。 2008年の源氏千年紀の時は、私は全訳があまりにも大変で、他の仕事を断らざるを得なかったし、あんまり周囲のことを見ていなかったから、気づかなかったのだが、 今回ほどではなかったので…

クールダウン

昨夜は大人げなく、頭に血がのぼって、変な記事を書いてしまった。 仕事の大きな醍醐味の一つは、その仕事によって、自分自身の考えを一歩進めたり深めたりできることにある。 あと、自分では思いつかない、そそるテーマをもらった時とか。 最近も……あくまで…

驚きの依頼

いまだかつてない、長年執筆生活やってて、最低最悪な条件の仕事依頼が、さる所を通じてきた。 電話で、取材といわれたから、新刊も出たことだし私が取材されるのかと思ったら、届いたメールみたら、私が取材するのだった(私は自分の仕事のためなら取材する…

不思議な現象

なんか知らんが、ここ三ヶ月くらい新たに生えてくる髪が黒っぽくなって、全体に白髪頭だったのが、染めてもないのに、その度合いが薄らいできた。 数年前の写真みても、今のほうが白くない。 右ひざのために魚肉を積極的にとるようにしたことしか思い当たる…

ロジクールで出ない文字の打ち方

私はMacに外付けのロジクールのキーボードを使っているのだが(かな入力)、 五年以上使ってるproの画面がたびたび真っ暗になるということが起きたため、新しいair(M2)に変えたら、「ろ」とか「ー」が打てなくなってしまった。 それでロジクールに問い合わせた…

むなしさ

本が出ると、いつもむなしい気持ちになりがちだ。 思うように本が売れてくれない。 あんなに一生懸命書いたのに。 そう思うと、もう仕事なんかやめようかなとか、何もかもばかばかしいという気持ちになってくるのだ。 ものを書く人間なら、わかってくれる感…

閃輝暗点

おととい、閃輝暗点が出て、しかも頭痛を伴わないので、脳血管疾患の恐れありということで、きのう、脳神経外科でmri。 結果は異常なし。 が、小さい動脈瘤が右側にあるので、 年に一度くらい、mri撮ったらいいとのこと。 閃輝暗点とは無関係のようだが、閃…

性=政=生の時代

平安時代の外戚政治って、いってみればセックス政治ですよね。 娘の性で、一族繁栄を目指してる。 性のパワーを凄く重要視していた。 で、紫式部と道長は性関係ありやなしや、で、「なし」って言う人もいるんだけど、 私は「有り」だと思ってる。 理由はたく…

眠れぬ夜に……よしなしごと

古典の話ができるような夫だったらなぁと思う時もあるが、眠眠打破のみながら麻雀するような夫だからこそ、長年やっていけてるのかもなぁという気もする今日この頃。 それとは別に、やっぱし大学院行ってればなぁとも思ったりする。 黒田日出男先生も勧めて…

『源氏物語』はやっぱり面白い

源氏の男はみんなサイテーとか色々と書き続けてはいるが、源氏から逃れようと御衣を脱ぎすべらかした藤壺の、髪をつかんで源氏がぐいと引き寄せるシーンとか、藤壺が死に際、源氏の後見等の厚意への感謝を、源氏がほのかに聞いて泣くシーンとか、好きだった…