猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ハンチバック

ふだんは古典文学と漫画、ドキュメンタリー、必要に応じて研究書ばかりで、小説はよほどのことがなければ読まない(読む気にならない)私が、これはどうしても読みたいと思って注文。 著者が作中でなるほどと思わせる批判を展開している「紙の本」の届くのを待…

眼科

きのう眼科に行ってきた。 経過は順調。 左目の端に三日月的なレンズの端のような影が見えること、うんと暗い所やうんと明るい所では見えないこと、何かに夢中になっていると見えないことなど話したところ、 こういう現象はそう珍しいことではないそうで、 …

目の手術して三週間以上経った。 近くはよく見え、遠くはぼやけるものの、手術前よりは全然まし。 裸眼で見えるものが多い上、なにより急性緑内障の危険がなくなったため、たいていの薬がのめるようになったのが、嬉しい。 しかし、新しい視力に馴れてないせ…

「特選小説」9月号で著者インタビュー

「特選小説」9月号の著者インタビュー受けました。『源氏物語』に見えるBL的要素、平安後期、男同士が性で結びつき、政治を動かしたことなどについて話しています。 斎藤岬さん、ありがとうございます! ヤバいBL日本史 (祥伝社新書) 作者:大塚ひかり 祥伝社 …

スキャンダルで読む百人一首80

7/10売り「ハルメク」8月号に「スキャンダルで読む百人一首」80回目載ってます。今回は崇徳院の母・璋子に仕えていた待賢門院堀川。堀川は西行とも交流があり、西行の私家集やそれに類する『山家集』には複数の贈答歌が残されています。 halmek.co.jp ヤバい…

25年前から言ってることは同じ

断捨離してたら、25年前、1998年の五月号の「鳩よ!」に書いた記事のコピーが出てきた。 なんか、今と言ってることが同じで驚く。 てか、ここに出てくる私の書いた漫画、一体どこにいってしまったのか。 愛のしくみ―平成の平安化 (角川文庫) 作者:大塚 ひかり…

新潮

八月号に、「嫉妬と階級の源氏物語」8回目載ってる。 『源氏物語』がいかに召人(女房として仕えながら主人筋の性的対象ともなる人のこと)にスポットを当てているか、宇治十帖に至って召人の存在感が浮上していく様、召人に込められた作者・紫式部の思いなど…

自己嫌悪

久々に激しい自己嫌悪に陥っている。自分はどうしてこんなに融通がきかないんだろう。理解力に乏しいんだろう。と考えるに、やはり、発達障害のケがあるんだな。そして、思い込みが激しく、思い込んだら修正が難しい。けれどあとで、はたと気づいて、物凄く…

手術終わり 『母という呪縛 娘という牢獄』

目の手術、無事終わり、きのうの経過一週間の診察では、感染症もなく、順調です! 保険の効く単焦点なので、一箇所にしか合わせられず、近く・中間・遠くから、先生お勧めの中間を選びました。 が、ここで私が妙なこだわりを見せ、推奨一メートルなのに、二メ…