猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

もとしたいづみさん

澤田康彦さんの紹介で知り合って、澤田さん主催の短歌の会「猫又」でも御一緒したもとしたさん。今は絵本作家になって、何冊も絵本を出している。その彼女が最近、講談社から狂言シリーズの絵本を出した。
「くさびら」「ぶす」と、あと、もう一冊。とても癒される。もとしたさんに電話で聞いた所、狂言シリーズの絵本は同時期、他社からも偶然出て(もとしたさん曰く、そっちの人は自分の世界を確立した人で、古典を自分のことばに消化した感じのものとか)、ちょっぴり落ち込んだそうだが、もとしたさんのシリーズは絵もいいし、何より古典に忠実なもとしたさんの素直なことばがいい。
「くさびら」は保育園などで読み聞かせると、とっても受けがいいそうだが、「えっ、それでどうなるの?」となかなか結末に納得してくれないんだって。『源氏物語』もいまだに「尻切れトンボ」という人もあって、「古典てそういうものよね」と二人で盛り上がった。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=sr_pg_1/250-1647775-4213042?ie=UTF8&rs=465610&rh=n%3A465610%2Cp%5F27%3A%E3%82%82%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%9F%20%E3%81%84%E3%81%A5%E3%81%BF&page=1>