猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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九州に行って以来、長崎の原爆資料館のことが忘れられず、原爆の本とか長崎の本とか、いろいろ読んでます。
きょうは古典をと思い、大田南畝の『金曾木』という随筆を読んでたら、そこにいくつか長崎のことが描かれていて、ここにも長崎! と、引き寄せの法則を感じてしまうというか、同時に妙な懐かしさを覚えました。
“長崎に入る道のほとりに石塔多くあり、文字に紺青緑青などいれたるあり”とか、
“浪花の旅宿に有りし時は、釣鐘町の鐘の声と、北野寒山寺の鐘の声を聞けり。長崎にては桜町の鐘一つにて事足りぬ。これにて其地の狭き事を見るべし”とか。


また、木曾の山中では、“山茶科”(りやうぶね、りやうぼう)という臭い紫の木を、水にひたしておいて飯に混ぜて食べるということを紹介し、
“味の美なる為にあらず、飢ることの遅きが為なり。あわれなることなり”
と。


三浦佑之先生から『子どもに語る 日本神話』を頂きました。茨木啓子さんという方が三浦先生の訳を再話して味のある版画入りの絵本になって、末尾には先生の解説が入ってます。
挿し絵は版画でしょうか、山崎香文子さんによるもので、これが凄くいいのです。
私も小さい頃、未来社の日本の民話を父に語り聞かせてもらったもので、これは父に関する数少ない良い思い出となっています。
お話を子どもに聞かせるって大事なことだなぁ、そして何を聞かされたか、その影響って、のちのちまであると、この頃、よく思います。

子どもに語る日本の神話

子どもに語る日本の神話


山崎香文子さんの本は絶版になってて、手に入りにくいようです。
小さい頃、「こどものとも」を取ってたんですが、そこにこの人の絵とかあったような気がする。
こどものとも」では、ぐりとぐらのほか、雷の話とか、信号機の話、てんぐちゃんの話など、大好きな話がたくさんあったっけ。