かつてゴボウ茶で死ぬ思いをしたことを、きのう思い出した。
三、四年ほど前だったか、ゴボウ茶がはやった時、市販のごく一般的なゴボウ茶を購入、のんだら、お腹がぱんぱんに張って七転八倒したことがあった。
もともと私はおなかにガスがたまりやすい体質で、数年前、お腹がふうせんのように張って苦しくて医者に行ったことがある。その時はガスコンという薬を処方され、なんとか乗り越えた。
日常的に、お腹が張りやすいのだ。
ゴボウ茶は娘や夫ものんだが二人はなんともなく、私だけが死ぬ思いをした。
ほかにも、ニンニクのたくさん入った餃子などを食べても、似たような症状になる。大好きな干し芋を食べた時も苦しくなることが多い。
また、苦手な講演をした時もお腹が張って死ぬ思いをしたので、ストレスでもなるようだが、
明らかに食べ物でなる場合があるという認識はあった。
それが、色々あって、下記の本に辿り着いたら、私はどうやら、過敏性腸症候群であるらしかった。
ここに禁忌とされている食べ物の中にゴボウやニンニクがある。
それでゴボウで死ぬ思いをしたことを思い出したのだった。
ほかにも良いと思って食べてたヨーグルト(好きでもある)、嫌いだけど薬だと思って食べてた納豆などもダメな食べ物だった。
甘いお菓子やパンは総じてダメであった。
フルーツでもバナナやキウイはいいが、りんごや大好きな柿はダメらしい。
これもお菓子を食べ過ぎた翌日は便秘になったり、いつものパンではなく(小さいころから朝食はパンと紅茶とヨーグルトとフルーツ……とくに柿は庭に生えてたのでよく食べてた……なので、めったにご飯の朝食ではないのだが、たまにご飯にすると調子が良い)ご飯にした朝は快便だったりすることから、すこぶる納得であった。
この手の健康本は内容的に知ってることも多く、私にはさほどためにならないことが大半だったが、この本は珍しくためになった。
とはいえ、ダメな食べ物だからといって、全面的に食べないということは私はするつもりはない。
好きな干し芋はこれからも食べるし、お菓子もほどほどに食べると思う。てか、昨日も今日も食べたw
(それでも大好きな紅茶、緑茶、コーヒーはokだったのでホッ。これからもがんがん飲める)
それにしても、同じ食べ物でも、人によって、体質によって、こんなにも反応が違うなら、薬だって、同じ薬でも、人によって毒薬になる可能性はあろう。
漢方が証によって薬を使いわけているのは、その意味できわめて納得できる。