かなり混んでるらしいし、連休だけど、11/4で前期の展示が終わり、螺鈿の琵琶が見れなくなるので、思い切って、閉館ギリギリの夜八時十分ころに入館。
待ち時間ゼロでゆったりみれました(この日は九時までやってた )。
琵琶も聖武天皇愛用の鏡も、古さを感じさせない美しさ。
あと、千年前の青い綺麗な瑠璃のガラス器があって、よく今まで割れずに……という驚きもさることながら、唾壺というから二重に驚き(のちには装飾品となったというけれど)。
汚いものだからこそ、美しいものに入れるということなのか。
それとも……と考えて思い出したのが『古事記』のホヲリ(いわゆる山幸彦)の神話。
『古事記』で海神の宮の門口で水を請うたホヲリが、そこの下女の手渡した玉器に、ネックレスの珠を解いて口に含んで唾吐くと、珠が器にくっつくくだりがある。貴人の唾ってそういう呪力があるわけだから、なにかそういうマジカルな意味もあってあんな美しい壺が唾壺になってるのかな? と思ったり。
写真可の場所で撮影↓
伏見憲明さんが書いてくださった『えろまん』の書評がネットで読めます!↓
きょうのシバポロ(今月はポロのお誕生月。11/17ころに19歳。ころというのはもらった猫なので正確には分からない)。