猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

5/13付け「読売新聞」夕刊

5/13付け「読売新聞」夕刊の読書欄で、

万葉集』の生活感とか、お勧めの入門書三冊語ってます。

 

取り上げたのはこの三冊です↓

 

万葉手帳

万葉手帳

 

 

 

マンガで楽しむ古典 万葉集

マンガで楽しむ古典 万葉集

 

 

 

古代史で楽しむ万葉集 (角川ソフィア文庫)

古代史で楽しむ万葉集 (角川ソフィア文庫)

 

 

忙しいほうがいい

書き下ろし、4/23に一通り終わって(3週間で書いたことになる)、 10連休で書き足し&系図・索引・年表作りして5/7に入稿。

刊行は七月末か八月になるらしい。

 


こんなに働いたの『源氏』の現代語訳以来というか、その時以上というか、

4/23以降、一瞬、鬱になったほどだ。
その後も雑事含め、そこそこ忙しく過ごしているが、分かったのは、やっぱ私は仕事に追われてるくらいのほうが調子がいいってこと。
常に仕事に追われていたい。
仕事、たくさんきますように。

 

 

(中国では、人を呪うとき「いとまあれ!」と言うそうだ。呪われませんように)

勝手に幸せやってろ

最近、本当にいらつくのは、

「私たち国民はこういう国に生まれて幸せですね」

「国民はなんと優雅な●●を持っているのだろう」

と、個人が国民代表みたいに感情を表現することだ。

 

 

幸せは個人で感じるものだ。

お前が勝手に幸せやってろ、と感じる。

女系図でみる日本争乱史 10

いま出てる「波」に「女系図でみる日本争乱史」10回目載ってます。

今回は「関ヶ原合戦大坂の陣」です。

女を悪者にする歴史の見方を「傾城史観」とよんで警戒しているのですが、豊臣家滅亡の原因は淀殿にあるというのはこの傾城史観の系譜上にある、といったことを書いてます。

 

www.shinchosha.co.jp

 

 

女系図でみる驚きの日本史 (新潮新書)

女系図でみる驚きの日本史 (新潮新書)

 

 

「音と崇と昔話」最終回

小谷野敦さんがyoutubeにあげてくださってる「音と崇と昔話」最終回、なつかしいです!

www.youtube.com

 

崇は、柳生十兵衛みて以来のファンで、

一つにはこの影響で、大学時代、「日本民俗学研究会」のサークルに入ったと言っても良いんですよね。

 

しかし声、変わってない。

今も若いし、当時も若い。

 

「そごうロージェント」、はんがいやすあきって名前も懐かしいです。

 

感謝

よく「感謝しなきゃいけませんねぇ」「ありがたいですねぇ」と言ってくる人がいるが、いつも余計なお世話だと感じる。

 

感謝とは、人から「ねばならない」と押しつけられるものではなく、しぜんと湧いてくるものである。

薄々感じていたが、きょう確信した(今更だが!)

いろいろ整理していて、昔つきあっていた男がコピーしてくれた『弥勒信仰』の書類、『鞍馬寺』の書類、それをつくづく見つめていたら、「ああ、ありがたい、私のために」と、もう三十年以上経って、しみじみ感謝の念が湧いてきたのである。

 

心の奥底からの気持ちだった。

感謝の念は、リアルタイムで湧いてこないとしても、時がくれば湧いてくることもある。

 

ありがたさもそうだ。

それをぐいぐい、第三者に言われる筋合いはない。

湧いてくる時は湧いてくる。

本当に心の底からの、ありがたいという思いは。

 

 

本当はエロかった昔の日本 (新潮文庫)

本当はエロかった昔の日本 (新潮文庫)

 

 

 

女系図でみる驚きの日本史 (新潮新書)

女系図でみる驚きの日本史 (新潮新書)

 

 

『万葉集』取材(週プレ、週ポスト)

万葉集』の取材受けました。

 


週刊プレイボーイ」no17では『万葉集』の特徴であるエロについて、歌の実例とともに語っています。↓

wpb.shueisha.co.jp

 

 

週刊ポスト」4/26号では、『万葉集』の「人妻」について語っています↓

www.news-postseven.com

 

どちらも『本当はエロかった昔の日本』で、「『万葉集』の「人妻」の謎」について書いたため、きた取材です。

万葉集』の大半は色恋歌。

色恋を重んじる日本の国柄が浮き彫りになっています。

 

本当はエロかった昔の日本 (新潮文庫)

本当はエロかった昔の日本 (新潮文庫)