猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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クリスマスの思い出

うちは父がプロテスタントの信者だったため、

クリスマスは一年で最大の行事だった。

庭のひいらぎの木に電飾の飾り付けをして、

家では賛美歌を歌う。

もろびとこぞりて」の「主はきませり〜〜」ではもるのが父のお得意だった。

夜になると、父が通っていた六角橋教会から、賛美歌隊が来て、門の前で「きよしこのよる」を歌っていく。それを、信者でもない母や、敷地内に住んでいた母方伯母や祖母も出てきて迎え、帽子のようなものに小銭を入れると、賛美歌隊は去って行く。

いつしか賛美歌隊は来なくなったような記憶があるが、幼心に、その光景がとても幻想的で、今でも忘れられない。

 

クリスマスでもないのに、なぜこんなことを書いたかというと、

今日、なぜか急にこの時の光景が目に浮かんで、 

目頭が熱くなったからだ。

今年は色んな事がありすぎた。

とくに夏以降は心身共にこたえることばかりであった。

昔が良かった訳では全くないが、

クリスマスは子ども心にも大事な時間に思えた。

 

 

くそじじいとくそばばあの日本史 (ポプラ新書)