猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

きょうのシバ(15歳+3日)&最近、使ってめっちゃ便利だったもの

引き続き、シバ元気です!

1/11の水抜きは、11/30、12/21の腹水・肺水の水抜きと違って、心膜にたまった水抜きだったのですが、元気になり具合が格段に違います。

もちろん、認知症で一つ所をうろうろぐるぐるというのは変わりませんが、

とにかく食欲が凄い!

 

ひょっとして春とかまで生きるのではないのか? もしかして夏まで?? という勢い。ぬか喜びは禁物ですが……。

 

 

1/11の水抜きの寸前、1/9,10あたりは、もう散歩もできなかったのが、今は、年老いておしっこが我慢できないこともあるとはいえ、一日四回散歩して、ちゃんと歩けてます!(散歩があるから遠出できないけど、もともと出不精だから、苦にならないというw)

 

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それと、最近使って、めっちゃ便利だった……というか、ここ一年くらいでいちばん便利だったんですが、これ(私が買ったのは厚み二ミリのやつ)。↓

 

 

 

 

 

 何が便利って、でこぼこした壁なんかにも、ぐいーってくっつくところ。

実はうちのインタホン、雨ざらしで、昨年10月だったか、誰も押してないのにピンポン鳴るようになってしまったのです。それが強い雨の翌日に限ってだから、湿気のせいかも? と思い、カバーを買ったんです。

だけど、付属の両面テープじゃ、すぐ取れてしまう。 

 そこで、さっきの両面テープでつけたら、全然取れない!

それに雨が降っても、それ以来、ピンポン鳴らない!!

 

 

さっきの両面テープは粘着力+クッション性があるので、地震対策にもなるというか、トイレに飾ってある娘の小さいころの絵を入れた額の下にも貼ることで、動かないようにしたり、いろいろ応用できて、この手のアイディア(アイディア商品でなく、あくまでアイディア。用途以外のものに使うことが好き、ということ)が大好きな私としては、ほくほくモノ。

ケンコバとか書いてあるけど、そういう人がプロデュースしたのかしら。

そういうのって、なんか、その人の知名度で売ってるような気がして嫌だったけど、これは買って正解でした。

 

 

って、いま、このブログ書くために検索して初めて知ったんですが、ケンコバの以外にもあったんだ……そういうの……知りませんでした。これでも良かったかな……。検索すると、ほかにも、もっと色々あるみたい……。

地震対策」ともうたってて、「アイディア」でもなんでもなかった……。

 

 

 

シバ15歳の誕生日

シバが15歳になりました!

11/30に余命一、二か月(年内)と言われたシバ、対症療法として、咳がひどくなると三週間おきに水(腹水、胸水など)抜いて、とうとう今日、無事、15歳の誕生日を迎えられました! 今のところ咳も出ず、昨年11月19歳になった猫のポロと元気に共生してます。

 

もともと犬は好きじゃない、というか、小学生時代、嚙まれそうになって以来、嫌いで、犬を飼うつもりは毛頭なかったのが、GWのある日、当時小学生だった娘がペットのコジマで生後三か月になって売れ残ってたシバを見て「ママも見に来て」と言われ、私も行ってみて抱っこしたらペロリとなめられてヤラレてしまいました。

それで、値引きしてもらったわけです。

帰宅すると四歳だった猫のポロがいなくなり、可愛いから盗まれたか? と本気で思ったものでしたが、おびえてカーテンの陰に隠れてました。

五歳だった今は亡きタマは全然おびえてなかったっけ。

そんなポロが今やシバのことをなめきってるのも感慨深いです。

 

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シバがきょうまで生きてくれてて、こんなに嬉しいとは想像していなかった。

犬は好きじゃないと思っていたのに、いつの間にか好きになっていたのだろうか。

シバだから嬉しいのだろうか。

長く一緒にいたからなのだろうか。

 

 

認知症も入ってて、一つ所をぐるぐる回りながらも、今のところ咳もせず、食欲旺盛なシバ↓

 

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『源氏物語』対談

ここで、『源氏物語』について語ってます。↓

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対談の日は、いろいろ大変な時でしたが、

古市憲寿さん、とても話のしやすい素敵な方で、楽しかったです!

 

 

 

源氏物語の教え』もよろしくです。↓

 

 

全訳『源氏物語』も↓

www.chikumashobo.co.jp

『たまもの』

『たまもの』

私は単行本のほうを出版当時買って持っているのだが、とにかくこの本は珍本というか、希有な記録だと思った。


そして主役は坪内祐三だと感じた。
坪内さんの文章はスノッブというか、気取ってる感じがして、実は私は熱心な読者ではなかったのだけれど、
この本に出てくる坪内さんは本当に良いのだ。
この本の中の坪内さんは永遠に残る。
そう思っていたのに、単行本はおろか、文庫まで絶版状態とは……。

 

とにかくこの本は凄い。

出た二〇〇二年当時も、凄いと思ったが、いま読み返してみても凄い。

神蔵さんの懺悔的な文章も絶妙だし、

神蔵さんによる写真が素晴らしい。

 

 

たまもの (ちくま文庫)

たまもの (ちくま文庫)

 

 

 

たまもの

たまもの

 

 

 

たまゆら』のほうは残念だったが……。

 

 

ハルメク二月号に「スキャンダルで読む百人一首」38

ハルメク二月号に「スキャンダルで読む百人一首」38載ってます。

今回は右近の“忘らるる身をば思はず”という、ちょっと言霊的に怖い歌。

お相手は敦忠。あの、菅家を左遷した時平の子です。

 

 

さて、今月のハルメク、面白かったです!

私の好きな片づけ特集。片づけ特集の何が好きって、各家の間取りがあり、ストーリーがあること。

しかも今回は読者の片づけ大賞ときてるので、それぞれの物語というか、片づけの背景にある各人のストーリーが浮き彫りになってて、すみずみまで読んでしまいました。

受賞した人たちがまたみんな素敵なんですよ!

お世辞じゃなくほんとに素敵。

こんな人たちが読者って、「ハルメク」すげぇ、なめてたわ、と感心したくらい。

 

 

 

思えば小さいころから家では「お片付けしなさい!」と言われ、

学校では、掃除片づけが教育の一環となっているのが日本。

コンマリが出てくるのもむべなるかな、です。

そして、コンマリって、正法眼蔵道元に似てる気がする。

そんなことも、うんこ文学史には書きました。

って、とつぜん、うんこ文学史なんてフレーズ出てきましたが、

そういう内容の書き下ろしを書いていたんです(過去形なのは書き上がったから)。

 

 

タイトルはまだ決まってませんけどね。

halmek.co.jp

 

『えろまん』もよろしくです!

 

エロスでよみとく万葉集 えろまん

エロスでよみとく万葉集 えろまん

  • 作者:大塚 ひかり
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

あけましておめでとうございます。

2020年になりました。

無事、新しい年が迎えられて、ホッとしてます。

昨年末は11月以来、不調続きで、今日も体の上から下まで右半身に痛みが走りますが、

なんとか無事、生きています。

食欲もまずまずあります。

 

 

まぁこのていどなら御の字でしょう。

今年はあまり薬のお世話にならぬよう、

仕事もほど良い感じでしていけたら、と。

皆様にとっても、幸せ感じる一年でありますよう。

自分が正直にいても、受け入れてくれる「居場所」(リアルの場所でなくても、漫画やネット、古典文学の世界でもいいのかも)がありますように。

 

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

★『えろまん』よんでくださった人は「いい!」と言ってくれます。

お年賀にぜひ!(笑) 

エロスでよみとく万葉集 えろまん

エロスでよみとく万葉集 えろまん

  • 作者:大塚 ひかり
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 ★『女系図でみる日本争乱史』

これもよんでくださった人は「凄く面白かった」と言ってくれます。

家に一冊あっても邪魔にはなりません。

 

女系図でみる日本争乱史 (新潮新書)

女系図でみる日本争乱史 (新潮新書)

  • 作者:大塚 ひかり
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/09/13
  • メディア: 新書
 

 

 

今さらながら根津甚八(現実逃避)

今さらながら根津甚八にはまってる。

今まで私、芸能人てほとんど好きにならなくて、好きなの山口崇さんくらいだったんです。

あとはサスケとか土方歳三とか柳生十兵衛とか、漫画の主人公や歴史上の人物ばかり……。

それと河童など古典キャラや、カッパのコタロウといったゆるキャラ

娘がBTSにはまってても、私がはまるのは彼らをゆるキャラ化したBT21(のtataが好き)だし……。

 

それが、なんか、山下達郎のCD聞き返してたら、「あまく危険な香り」ってドラマのこと急に思い出して、youtubeでそのさわりが見つかったんだけど、みたら、1982年当時、このドラマみてたこと思い出して。

思い出したけど、ストーリー丸忘れだったことも蘇ってきて。

どうしても、ドラマがまた見たくなってしまっている。

 

 

CSで再放送してたらしいが、スカパーのアンテナは撤去した上、線もはさみで切ってしまったし。

誰か録画している方とかいないだろうか。

うう。見たい。

てか、根津甚八、本当にカッコいい。

友達にも根津甚八のこと好きな人多かったけど、見る目あったなぁ彼女たちは。

 

 

奥様の書かれた本によれば、曾祖父は根津嘉一郎。根津財閥をおこした人の曾孫だったんだね。そういうことは一切口にしなかったっていうけど、逆にそれだけ意識していたんだろうな。そこまで口にしないって。

 

この本、古本で高値になってるけど、文庫にならないかなぁ……無理だろうけど。

 

根津甚八

根津甚八

  • 作者:根津 仁香
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

最近、体調絶不調……。

寒いと、痛みが凄いです……。

早く正月休みが過ぎて、あったかくなれ。