きょうもまた、神田松之丞の講談に行ってしまった。
なんだかんだで五月に入って三回も夫と松之丞を聞きにいっているという異常事態。
元来、出不精の私がこんなに通っているのは、夫が落語・講談・浪曲好きで、かつ出好きだからだろう。
今回は日本橋で「殺人研究会」というやつ。
松之丞の「慶安太平記」は良かった。
話の導入の仕方といい、何もかもうまいというか、面白い。
講談でやる場合と落語でやる場合のこまかな話の違いの説明なども面白く、勉強になった。
が、もう一人の蜃気楼龍玉という人の「緑林門松竹」は救いのない話だった上、話の導入とか、今一つだった。
龍玉という人ははじめて見たが、もしかして今日は体調が悪いとかだったのかもしれない。
「殺人研究会」というタイトルは面白そうなのだが、構成とか、解説とか全体に今一つ。
五月に行った中では、
しぶらく>下北沢「渦」>>> 日本橋「殺人研究会」
という感じ。