女系図6

きょう発売の「新潮45」女系図でたどる驚きの日本史」六回目は、たとえば菅原孝標女とか、実名の伝わらない娘(『更級日記』の作者として有名)によって、かえって有名になった父を糸口に、「名のない女がカギを握る“女人入眼ノ日本国”」というテーマで書いてます。
http://www.shinchosha.co.jp/shincho45/

女系図の連載は今、十回目まで書き終え、系図と年表を制作中です。
この系図の線を、こんがらがらないように、引くのが至難の業で、何度も何度も書き直しては、数日がかりで作ってます。
こういう作業が好きなんです。

新潮45 2016年 11 月号 [雑誌]