恐山から仏ヶ浦に行くには山道いけばいいのですが、いろんな勘違いで、むつ市までわざわざ行って、そこから下風呂温泉や大間町、佐井町を通ったものだから、物凄い距離を走行することに。
この道が恐ろしかった。とにかく何もなくて、グーグルマップを見ようとしても「圏外」になり、ガラケーも「圏外」。
もし万一、何か起きても助けも呼べない恐怖がありました。
海また海で何もない。浜辺もない道が続く。たまに出てくる港はつげ義春の漫画のような雰囲気で、いま思うと、二泊三日の青森の旅でいちばん印象深かったのは、あの道だったかもしれない。
写真はそんな思いをしてたどり着いた仏ヶ浦。