『源氏物語』全訳してるんだから、そんなこと分かってるし、文中にも平安時代、ラブレターの代返をすることはありがちなことだったのか、と書いてます。
そもそも、ラブレターは代筆から始まるというようなことは、今までもあちこちで書いているんだけど(とくに女側はまずは代筆・代返です。ただ男ははなから自分で書く場合がほとんど)、まぁそんなものを読んでるわけないか。
私の書き方も悪かったのかもですが、タイトルもちょっと扇情的ですよね(だけどこれは編集部が、よりたくさんの人に読んでもらおうと思ってつけているのだから、そのへんを分かってもらいたい)。
何が情けないって、こんなことも知らずに文章を書いてると思われているのが情けない。
私の全訳も読んでる人はあんまりいないんだろうなぁ。
増刷もほぼなく、ほそぼそとやっている中、本当にモチベーション下がります……。
平安貴族の婚姻制度を知らないから道綱母の行為を“毒親”と評して恥をさらす。
— りき (@2nyji3hmVRanuDT) 2020年8月8日
現代の感覚を古代に当てはめると大きな間違いをする典型例。
…ていうか執筆者の大塚ひかりとかいう人、早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒なのに、平安の恋愛婚姻制度も教えられてないのかね。https://t.co/V66gEFy1IL