「ハルメク」11月号に、
「スキャンダルで読む百人一首」35回目がのってます。
今回は紀貫之。
正岡子規が、
“貫之は下手な歌よみにて古今集はくだらぬ集に之有候”
と言ったのは有名な話ですが、貫之の偉大さは文学を事件にしたことにある、といったことを書きました。
↓写真はまだ10月号かもですが、来週には11月号になるはず。
この本、買って読みました。
この作者のことは、以前、『“隠れビッチ”やってました。』というのの試し読みをよんだことがあって、記憶の底にあったのですが、
アマゾンで毒親モノを探していたら、引っかかってきたのです。
この方、息子がいて、息子に嫉妬してしまったり、イライラして怒鳴ってしまったり、ということが描かれているのですが、よくこれほどの目に遭いながら、そのていどで済んでいる、立派だなぁと本当に感心しました。
さぞかし大変だったろうと。
周り……ダンナさんも大変だったろうな、と。
そして、お母さんの電話を着信拒否にして、距離を置いている現在のくだりには、ホッとしました。
距離を置いて大正解。
お母さん寂しいでしょう、親子なんだから、といった声に負けずに(今までもそういうことがあったみたいだけど、負けないできたのはエライ)、生きていってほしい、
と思いました。
虐待父がようやく死んだ (バンブーコミックス エッセイセレクション)
合わせ買いにどうぞ↓
去年だったか、いつだったか書いた「人文書のすすめ」がネット公開されてるようです。
『女系図でみる日本争乱史』についても、新書編集部の人がつぶやいてくださってます。↓
応仁の乱って結局なんだったんだろう?とずっと疑問でした。それが室町時代の各家の相続争い、という視点からスッキリ語られていて爽快です。「劣り腹」って言葉が怖い……日野富子ってやっぱり悪女?などなど。大塚ひかり 『女系図でみる日本争乱史』 |発売中。https://t.co/kcxsvlXTNJ
— 新潮新書編集部 (@shincho_shinsho) October 1, 2019
きのうは『エロスでよみとく万葉集 えろまん』の取材受けました。媒体は官能雑誌。発売が近づいてきたら、またお知らせします。
まったく同じこと思いました。
外国人サポーター、ほんとに危険な域に達してて、駐車場を占領されるコンビニもたまったもんじゃないでしょうに、報道する人もニヤニヤしてる。
警察官も甘い感じ。
もし騒いでいるのが中国人や韓国人なら、マナーがどうのと大騒ぎでしょう。
ラグビーワールドカップで外国人サポーターの大騒ぎは比較的笑いながらの好意的な報道。これが中国人や韓国人が同じことをしていたらどうか?深刻な表情でバカにしながら民度が低いとかの報道になるだろう。日本人の欧米コンプレックスはいまだに大きい。
— 前澤菜穂子 (@AHILqvFf7VMbNp5) September 30, 2019
稚拙でお恥ずかしいですが……pop書いてみました(これでも中高と美術部)。
編集の人に渡しましたw
売るために、
売れるために、
読んでもらうために、
必死です! 本気なんです!!
よろしくお願いします。↓
アマゾン↓
楽天↓
だから、エゴサーチして、自分の本のことが出てくると嬉しいのですが、
このツイート見つけた時は、思わず吹き出してしまいました。↓
「オバハン」はもちろん嬉しくない、ムッとするんだけど、
エロい古典みたいな本といえば私、と認識されるほどになったか! というある種の感動はありました。
古代日本にはこんなに“エロい和歌”があったのか。『エロスでよみとく万葉集 えろまん』 (ダ・ヴィンチニュース) https://t.co/aTkIE7RJ5R
— 北大路真彦〜過ぎ去りし時を求めてS (@aquaberrymarine) September 25, 2019
「このタイトル、また大塚ひかりのオバハンか?」と思ったら大塚ひかりだった
見て来ました。
1956年にこんなひどいことが起きていたとは……。
東側のトップたちがゲス過ぎて、そして事件の発端があまりに些細な事過ぎて、今ひとつ共感できなかったけど、これが実話なんだから、びっくり。
面白いけれど、「工作」の監督なら、もう少しエンタメ性のあるものにしただろうな、とも。
学びはある映画でした。
もととなったノンフィクション『沈黙する教室』も読んでみたいです。
沈黙する教室 1956年東ドイツ?自由のために国境を越えた高校生たちの真実の物語
『この名作がわからない』ご恵贈いただき、よんでいるのですが……これが、ちょっとぱらぱらするつもりが止まらなくなってます。
世間で面白い、傑作だ、と言われてる名作……だけどそれがピンとこないものがある……そんなことを、小谷野敦さんと小池昌代さんが話していて、その、わからなさと共に、なんでこれが面白いのか、つまらなく感じるのか、という二人の話を読んでいくうちに、二人の人生に分け入っていくようなおもしろさがあるんです。
私のように、あまり小説は読まない人間でも、
さすが名作と呼ばれるものを取り上げている本だけあって、
知ってる作品がいっぱい。
(2019.9/29追記)読み終わった。
これ、名著なのでは?
知り合いだから言うんじゃなくて、こんな読みやすくて面白い文学論てあんましないのではないか。
小谷野さんと小池氏の掛け合いが絶妙で、いつまでも聴き続けたいような(そう、読むというより、聴いてる感覚で、来る)感じした。
この二人で、日本の古典文学とかをモチーフに、現代作家の作品なんかをまじえて第二弾もやってほしい気がした。
「名コンビ誕生」という感じである。
こちらもよろしくです↓
おとといは場所取りで少し不穏な空気が漂ったシバポロですが、
ゆうべは、それぞれの寝床に収まり、仲良くくっついていました。
涼しくなってから夜のシバのお漏らしがなくなったので、ノーおむつになりました。
「波」10月号で伏見憲明さんが『エロスでよみとく万葉集 えろまん』の書評をかいてくださいました。
やばいくらい素晴らしい書評で、震えます……。
伏見さん、ありがとうございます!
それから、これ。↓
私の『女系図でみる日本争乱史』と同時に出た大澤昇平さんという方の『AI 救国論』のアマゾンのレビューにひどい誹謗中傷があって(今は消えてるかもだけど、私も見てて、「違反を報告」クリックしました。ひとごとではないので)、しかもwikiにまで、とのことで、大澤さんは弁護士に相談なさったようです。
良い事だと思います!
それにしても、本を買ってもいない人のひどいレビューを平気で掲載するアマゾン……なんとかしてほしいものです。
【お知らせ】 9/11 より当職並びに拙著に対して行われた Amazon および Wikipedia における一連の名誉棄損・事実無根な誹謗中傷に関しては、関係者と緊急で MTG を実施し、ネット犯罪に精通した都内の弁護士を踏まえ対応を協議することになりました。
— 大澤昇平@新潮新書『AI救国論』 (@Ohsaworks) September 25, 2019
何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。