猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

新刊売れず〜〜&百人一首53

新刊出ると、けっこうアマゾンの順位とか見てしまうのですが、ぜんぜん売れてない〜〜。

どころか、

日々急降下。

なんかがっくし。

正直、くそ爺婆の10倍以上の労力かかっているのですが、

そういうものではないですからね……。

かなしい。

けど、どうしようもない。

 

毒親の日本史 (新潮新書)

毒親の日本史 (新潮新書)

 

 

 

それよか、頸椎の痛みとその関連痛が半端ない……。

整形外科でもロキソニンテープ処方されただけだし、

五年前、別の整形外科いった時にもらった頸椎症のストレッチの絵入りプリントが断捨離してたら見つかったので、それを今朝からしてみる。

頸椎症って厄介で、基本、保存療法だから、姿勢に気を付けたり、ストレッチしたりと、そういうことしかないんですよね。

 

f:id:maonima:20210409215726j:plain

 コマちゃん

 

「ハルメク」五月号に、百人一首53回目載ってます。

今回は私の敬愛する道綱母

magazine.halmek.co.jp

 

f:id:maonima:20210410183307j:plain

 

「週刊現代」4/10・17号で『毒親の日本史』が

週刊現代」4/10・17号で『毒親の日本史』が紹介されました。

ありがとうございます!

 

毒親の日本史 (新潮新書)

毒親の日本史 (新潮新書)

 

 

 

それにしても、頸椎症ってけっこうつらいっすね。

五年前にも一度頸椎症って診断されてるんだけど、今回のほうが痛い。

そして五年前は、痛みも一ヵ月くらいでおさまったのが、

今回は二ヵ月以上続いている……。

私の場合、パソコンのやり過ぎというか、姿勢の悪さからきていることは明白なんですよね。

姿勢については歯医者にも指摘されたことで(関連痛で歯痛になって三月に歯医者にいった)、なるべく気を付けてはいるんですが……。

それプラス、昨夏以来の右脚の痛みで……今は杖無しで歩けるようになったとはいえ……しびれと痛みは残ってて、どうしても右をかばって歩くからか、

2/5以来、とくに左首と頭が痛い。

最近では、痛みにも馴れてきたというか、首があんまし動かない状態にも馴れてきたけど、つらいのは寝てる時!

寝返りうつと激痛だし、朝起き抜けがまた痛い。

そして、頸椎症と関連するのか、嚥下がダメになっている。こないだなんか、ビタミンC剤がノドに引っかかって、咳してやっと出て、危機一髪。

しびれやら便秘やら、色々です。

 

 

思えば祖母たちは、母方・父方ともに死んだのは94で、とくに母方のほうなんて、肩こりを八十代ではじめて知ったとか、六十代でも髪が黒かったとか、本当に元気でした。

母は69で脳出血になって、その後もまた脳出血をして、今は寝たきりとはいえ、今年89の高齢だし、そもそも私より背も横幅もあって69までは元気だったから……。

それと比べると、私はずいぶん弱まるのが早いなぁって感じ。

まぁ彼女たちと比べると圧倒的に運動不足だから、それが原因なんだろうなぁ。

 

 

構想19年の『うん古典』も今月末には出ます。

(これ出たら今年はもう本出ないはず)

 

 

うん古典: うんこで読み解く日本の歴史

うん古典: うんこで読み解く日本の歴史

  • 作者:大塚 ひかり
  • 発売日: 2021/04/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

『語り芸パースペクティブ』

奈々福さんよりご恵贈いただきました。

『語り芸パースペクティブ

 

これ、ごぜ唄、説経祭文、義太夫節、講談、上方落語浪曲、落語等の当事者と奈々福さんが語り合うのみならず、語り芸も実演するという11回にわたるイベントを一冊にしたという凄い本。

このうち私、「ごぜ唄、説経祭文」の回を聴きにいったのですが、実演もさることながら、鼎談というか、三人の語りが本当にいつまでも聞いていたいほど面白かったんですよ。

それが本になったんだ! と嬉しくて、さっそく自分が聴いた箇所を読みました。ほかの箇所も読むの楽しみ。

 

ラストの「自由になれる場所として、芸能がある」ってことば元気づけられる。

これは芸を見に行きたくなる。

 

 

 

毒親の日本史』

最近の私の本では一等中身が濃く、新しく作った系図もいっぱい、新しい発見もあると思うんですが、それがかえって災いしているのでしょうか、売れ行きは今イチな感じ……。

とくに最終章の一茶についてのくだりが、私の言いたかったことです。

これもぜひお買い上げ頂ければ!

 

毒親の日本史 (新潮新書)

毒親の日本史 (新潮新書)

 

 

 

最近の説出羽守&一次史料ガー

最近の説では……ってよく言う人がいる。言うのは構わない。私も言うことはある。が、その説は時代遅れという言い方はいかがなものか。

歴史的解釈って時代背景によって違ってくるし、流行ってあるからね。

 

 

 

エロスでよみとく万葉集 えろまん

エロスでよみとく万葉集 えろまん

  • 作者:大塚 ひかり
  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

あと、一次史料ガーって、最近じゃ猫も杓子も言うけど、40年位前は絵巻や物語は史料として下に見られてたのを、黒田日出男先生(私が早稲田の日本史学専攻にいたころ、講師だった)とか保立道久とかが史料として使い出して開拓されていって、注目されるようになったわけで、何が史料として重要視されるかって時代によって変わってくるんだよね。

 

いわゆる一次史料からは分からない「しぐさ」と、その裏に潜む当時の価値観とかが絵巻から分かったり、

物語にしても、考古学的発見によって逆に一次史料よりも当時の実情を伝えている可能性が指摘されるようなこともあるんだよね。

有名なのが「長屋王」で、『続日本紀』などには長屋王ってあるけど、『日本霊異記』には「長屋親王」ってあって、それは長屋王の間違いとされていたのが、木簡が発見されて、そこに「長屋親王」とあって、親王宣下があったかはともかく、親王扱いされていたことが分かったりだとか。

だからこそ藤原氏にあれほど警戒されていたのか! ということも分かって……。

 

紫式部も『源氏物語』螢巻で光源氏に言わせているものね。

日本紀などの正史はほんの片端に過ぎない。物語にこそ政道に役立つ本格的な詳細が書かれていると。 

 

  

 

毒親の日本史 (新潮新書)

毒親の日本史 (新潮新書)

 

 

コマちゃん

犬猫のいない生活が一月以上。

実は、いままた猫が家に居ます。

はじめての雌猫。

夫の知り合いの知り合いのつてで、野良猫を餌付けしたものの、アパートで飼えないので……ということで、うちに来る事に。

 

亡きタマやポロが家に来た時は赤ちゃん猫で、すぐさま馴れていたのですが、コマちゃんは推定年齢一歳と、少し大きくなっているので(餌付けした人によれば去年の三月頃に生まれたとのこと)、馴れるのにも少しだけ時間がかかりました。

初めのうちは洗濯機の下に潜んだり、

食欲もなく(二日目から早くも旺盛)、

どうなることかと案じていたけど、今はほぼ馴れて、流しやプリンターに飛び乗ったり、イタズラもしてくれます。

 

コマちゃんという名は、江戸時代の山東京山の絵本に出てくる雌猫の名からとりました。

f:id:maonima:20210313183007j:plain

コマちゃんが来てから、首痛は相変わらずだけど、歯の痛みとか少し和らいだような気がします(と書いたそばからまた痛い)。

 

 

f:id:maonima:20210320152008j:plain

 

f:id:maonima:20210313145340j:plain

毒親の日本史 (新潮新書)

毒親の日本史 (新潮新書)

 

 

とにかく不調の多い季節

昨年来の膝痛はもはやレギュラー、そして二月以来の首痛も準レギュラーとなりつつあって、しかもその関連痛としての歯痛……おそらくは非定型歯痛。これは22年来の持病……もセットで、日々、どこかしらが痛くない日はないという不調続きの私ですが、見回せば、今川焼き屋さんや、リアルの知り合いたちが、頭痛やら腰痛やら歯痛やらで、みんな凄く不調が出ているようだ。

 

歯科心身症仲間のブログを読んでも、毎日どこかしら痛くてもう生きるのに疲れた……みたいなことが書いてあり、いや、生きてるだけでいいから生きてて! と思うことしきりの今日この頃。

ただでさえ季節の変わり目で変になりがちなところに、長引くコロナ禍もあって、まじで心身共に参ってる人が多いのだろう。

 

 

不調を抱えながらも、なんとか生き延びて、再びお茶などしたいものだね。

 

 

 

毒親の日本史 (新潮新書)

毒親の日本史 (新潮新書)