ひところ脳がはやってたが、最近はホルモンがはやってるのか。
『ホルモン力』とかその手の本をよく見かける。
アンチエイジングとか美容の一環として、ホルモンを味方につけようってな企画が、私の連載してる「美的」でもよく見られる。
『源氏物語』で男性ホルモン多いのはゲンか。
男性ホルモンが多い男は、同性に好かれるんだって。
平将門も多そうだ。
女性ホルモンの多そうな人っていったら朧月夜かな。
彼女は子供いないけど。
『源氏物語』は少子文学で、子供産まない女が多いんだよね。
紫の上も末摘花も空蝉も花散里も朧月夜も落葉の宮もそう。
生んでも葵の上とか明石の君とか女三の宮とかひとりが多い。
夕霧の妻の雲居雁とか藤典侍みたいに七人五人と生むのは『源氏物語』では例外だが、藤原道長の妻なんか見ても、源倫子も源明子もたくさん生んでいる。
でも兼家の妻の道綱母とか、天皇の更衣とか、たくさん妻をもってる男の「その他大勢の妻のひとり」となると、セックスの機会も減るのか、子供はひとりとか少ないたぐいもけっこういる。
昨日はシバのフィラリアの予防薬を処方してもらいに犬猫病院へ。
シバの体重が10.1キロに増えてた。
去年の同じ時期は9.5キロ。
初めて10キロの大台にのったことになる。
毛の抜け替わり時期で、抜いてやらないと、蒸れて皮膚病になると言われたんで、夜の散歩のときブラシをつかったら、梳いても梳いても延々と抜ける。
猫一匹分くらい抜けた。
猫1(体重七キロ)の毛も梳いたら、天竺ネズミ一匹分くらい抜けた。