猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

カッコーの巣の上で

maonima2013-09-20

 やっと涼しくなってきたと思ったら、少し風邪気味だけど、元気にしてます。
 精神的には、史上二番目というくらい好調で(親のことで連絡とかさえなければ)、
竹取物語』の素訳も終わり、書き下ろしもあとがきまで行ったし、食べ物はうまいしで、
ありがたいことです。




 そんななか、娘が借りてきた「カッコーの巣の上で」という映画をこないだはじめて見たんですが(今さらですが)、
これは強烈でした。
 私も、ロボトミーが盛んな時代に生まれたら、きっと手術させられてたような気がして、しばらくロボトミー熱にとりつかれてしまい、あれこれ調べたり本を読んだり、
 うちのタマの名前も映画の主役にちなんで「ジャック」に変えたり、刺激的な毎日でした。
 ついでに夫はトム、娘はビッキー、私はマリリンという名に変えました(笑)。
 ポロはポロのままですけど。



 それにしても、
「ジャック」
という呼びかけに、タマは反応するんですから驚きます。
 見習いたい順応性です。
(写真左はジャックことタマ。右はポロ。二匹とも夫の靴が好きです)


ここのサイトのlistenのmp3をクリックすると、12歳でロボトミー手術を受けさせられたハワード・ダリーの声が聞ける。
http://www.soundportraits.org/on-air/my_lobotomy/page3.php

今日は千歳船橋。 
 

ロボトミスト 3400回ロボトミー手術を行った医師の栄光と失墜

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