猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

グリーンブック

グリーンブック見に行きました。

が、私にとっては中途半端な映画の印象否めず。

掘り下げも浅いし、エンタメ性もいまいち。

どっちつかずで、ちょっとがっくりしました。

 

 

帰宅後、モデルとなった人のピアノを聴いたら、それは素晴らしかっただけに、映画はちょっと残念。

 

 

Don Shirley's Point of View

Don Shirley's Point of View

 

 

 

しかし1962年であれなら、母や祖母がニューヨークにいた1930年代は凄かったんだろうなと。ニューヨークだし(映画でもニューヨークでは差別はさほどなく、ピアニストの人もちやほやされてるということだった)、当時は日本人が少なかったからそれほどでもなかったかもだけど、

「顔を合わせると笑顔でいても、後ろを向くとアカンベーと舌を出してる時もあったと思う」

と、母は元気なころ言っていた。

母は当時、幼稚園児〜小学低学年だったからともかく、死んだ祖母は嫌な思いもしたことはあったのではないか。祖母はひとこともそんなことは言ってなかったから、今となっては分からずじまいだが。