グリーンブック見に行きました。
が、私にとっては中途半端な映画の印象否めず。
掘り下げも浅いし、エンタメ性もいまいち。
どっちつかずで、ちょっとがっくりしました。
帰宅後、モデルとなった人のピアノを聴いたら、それは素晴らしかっただけに、映画はちょっと残念。
しかし1962年であれなら、母や祖母がニューヨークにいた1930年代は凄かったんだろうなと。ニューヨークだし(映画でもニューヨークでは差別はさほどなく、ピアニストの人もちやほやされてるということだった)、当時は日本人が少なかったからそれほどでもなかったかもだけど、
「顔を合わせると笑顔でいても、後ろを向くとアカンベーと舌を出してる時もあったと思う」
と、母は元気なころ言っていた。
母は当時、幼稚園児〜小学低学年だったからともかく、死んだ祖母は嫌な思いもしたことはあったのではないか。祖母はひとこともそんなことは言ってなかったから、今となっては分からずじまいだが。