猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

ベティさん

母がニューヨークにいたころ、ベティ・プープのアニメが大人気だったそうで、

日本人の母はベティさんに似てるというので、あだ名もベティでした。

後年、母は英語を忘れないよう、ウイードさん、アグネス・ハーカーさんといったアメリカ人についたり、グレッグ英会話スクールに通ったりしていました。

そこでのあだ名というか、通り名も「ベティさん」で、母の仲間が家に来ると、母のことをベティさんと呼ぶのが、子供心に可笑しかったです。

母は、自宅で英会話教室を開きながら、センチュリー英会話スクールなどで講師もしていました。

母がニューヨークにいたのはわずか三年ていどですが、五歳から七歳という、言語を覚える上で大事な時期にいたせいか、発音はネイティブでした。

 

母はベティさんを自分と同一視していたので、母に何かプレゼントする時はベティさんのものを選んでいました。

 

下のupが母(たしかにベティさんに似てるかも)。

下右、母、伯母ら。

上左、伯母、祖母、母、伯父。

上中央、祖母とアメリカ人女性(たぶんアルマと呼ばれる、祖父の秘書的な人。アルマは戦後、未亡人となった祖母に、アメリカの物資を送ったり、色々良くしてくれたらしい)

 上右、祖母。

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