猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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絶対オススメしない映画二本

ひょんなことから、映画二本見た。

「ミリオンダラーベイビー」と「マーターズ」。

どっちもオススメしない。

 

 

 

「ミリオンダラーベイビー」は結末、安易ではないか。もしや、究極の恋愛映画なのかもだけど(近松の心中物的な)。

娘とわかり合えない父の心情は涙を誘ったが、父ばかり美しく描かれていて、

母が醜悪に描かれ過ぎている。

 

マーターズ」は悪い意味で忘れられない。

グロ過ぎる。

731部隊ナチスか、こんな人体実験を思いつくのは……。

「ミリオン〜」同様、キリスト教が全開というか、とくにラストのことば、キリストの教えの逆いってる。

 

気になるのはこの二つの映画共に、爺婆が出てくるんだけど、爺は良い爺で、婆は鬼婆ってとこ。

日本の古典文学や昔話でも、鬼爺はいないけど、鬼婆はいっぱい。

爺は翁、神のイメージでたくさん出てくる。

こういうの、女性蔑視と女性嫌悪がとっても影響していると思うの。

だって「マーターズ」のああいうこと考えそうなのって、ふつう男じゃん。

それをわざわざ女にする必要あるの?

女、それもババアへの悪意を感じますた。

 

 

マーターズ」と比べればずっとまともとはいえ、筋は安易かな……かんがえさせられはするが。

 

 

 

 

 

オススメはしないけど、見るのであれば、リメイクしてない、フランス版のほうがオススメ。

でも、見ない方がいいと思う。グロすぎる。

マーターズ(2007)(字幕版)

マーターズ(2007)(字幕版)

  • モルジャーナ・アラウィ
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