猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

ビフォワー全訳、アフター全訳(xで書いたことまとめ)

ビフォー源氏・アフター源氏というくらい、『源氏物語』は日本文化の画期となったわけだけど、私の中ではビフォー全訳・アフター全訳というくらい、『源氏物語』を全訳したことが画期となった(大それた比較の仕方すみません)。

そのくらい『源氏物語』への理解度・解釈が違ってきたと思う。

筑摩に感謝。

当時の編集者(今は玉川奈々福さんという浪曲師になってる)に感謝。

 

それまでも何回となく『源氏物語』は通読してきたけれど、一言一句意味を探って、引用されている漢籍なども調べて、訳していくという作業は想像以上に大変だった。

読むと訳すは大違いである。

 

源氏鬱になったくらいだった。

全訳中の「源氏鬱」は、終わると癒えてきたとはいえ、しばらく源氏はたくさんだという思いは8年くらい続いた。それがやっと癒えてきたころ、書いた本→

 

 

 

「ビフォワー源氏、アフター源氏」っていうのは、以下の本で書いた私の小見出しからとった私の造語。→