猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

『ブス論』絶版

単行本の『オバサン論』と、文庫本の『ブス論』が、絶版になるそうだ。
どっちも筑摩書房
『ブス論』は、雑誌「鳩よ!」で1999年から連載し、2001年にマガジンハウスで単行本になり、2005年にちくま文庫になった。
非常に思い入れの深い本だけに、とても残念だけれど、仕方ないさ。
本の運命はどうなるか分からないからね。
何かの拍子に、十年後、何十年後にどこかで復刊ということもあるかもしれないし、本当に世に必要な本なら私が死んでからでも、誰かが復刊してくれるかもしれないし。
(追加 この方もそうらしい……。
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20091022)




とりあえず買おうかどうか迷っていた方は、今のうちにどうぞ。
アマゾンでは在庫切れだけど、ビーケーワンでは買えるみたい。




源氏物語』が一息ついて、中世王朝物語の「風に紅葉」(笠間書院『風に紅葉 むぐら』所収)を読んでる。
なんかもういろいろ、むちゃむちゃな物語で、読んでて楽しい。
しかしこれこそ正真正銘、尻切れトンボな終わり方であろう。
母のこととか心配事はいろいろあるが、
さしあたって、『源氏物語』が完全に終わったら、このシリーズとか、いろいろ読むのが楽しみだ。
柳生の里にまた行きたいなぁ。